2007年9月の山行記です
さしもの猛暑(酷暑?)も去ったのか、9月になってやや過ごしやすくなってきました。ヨーゼフやクーは相変わらず家でゴロゴロしているけど、少しは運動しないといけない。週の後半は台風が来そうだし、今日の天気予報は晴れ時々曇り。雨はなさそうです。 |
御前山 1,405m | 2007年9月4日(火) |
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天気:晴れ |
到着時間 | 出発時間 | 区間時間 | 休憩時間 | 総合時間 | |
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大ダワ | 8:30 | ||||
鞘口山 | 9:00 | 9:08 | 0:30 | 0:08 | 0:30 |
クロノ尾山 | 9:30 | 9:30 | 0:22 | 1:00 | |
分岐 | 10:15 | 10:15 | 0:45 | 1:45 | |
御前山 | 10:28 | 11:20 | 0:13 | 0:52 | 1:58 |
クロノ尾山 | 12:00 | 12:00 | 0:40 | 3:30 | |
鞘口山 | 12:23 | 12:30 | 0:23 | 0:07 | 3:53 |
大ダワ | 12:54 | 0:24 | 4:24 | ||
合計時間 | 3時間17分 | 1時間07分 | 4時間24分 |
9月は7、8月の分も山に行くぞ!と張り切っていたけど、いざ出掛けようとすると用事(主におかーさん)ができたり、残暑が厳しかったり雨が降ったりで結局4日以来行けなかった。で今回久し振りに行ってきました。山といっても標高も低く、登り1時間ぐらいのハイキングでした。 |
日和田山 305m | 2007年9月25日(火) |
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天気:晴れ |
到着時間 | 出発時間 | 区間時間 | 休憩時間 | 総合時間 | |
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高麗駅 | 11:00 | ||||
登山口 | 11:18 | 11:18 | 0:18 | 0:18 | |
一の鳥居 | 11:30 | 11:30 | 0:12 | 0:30 | |
金刀比羅神社 | 11:50 | 11:50 | 0:20 | 0:50 | |
日和田山 | 11:57 | 12:15 | 0:07 | 0:18 | 0:57 |
金刀比羅神社(二の鳥居) | 12:20 | 12:40 | 0:05 | 0:20 | 1:20 |
一の鳥居 | 12:56 | 12:56 | 0:16 | 1:56 | |
登山口 | 13:05 | 0:09 | 2:05 | ||
合計時間 | 1時間27分 | 0時間38分 | 2時間05分 |
2日前の日曜日には上州の山に行く予定だった。週間予報では曇りまたは晴れだったけど前日の直前情報で
ネットで調べると上州には結構面白そうな山がある。浅間山や赤城山、榛名山や妙義山など有名な山もあるけどあまりメジャーではないけれど地元では人気のある山が点在しているようだ。 今回はその中の一つ、その山容から上州のマッターホルンと呼ばれている「小沢岳」か奇石・怪石からなる切り立った岩峰「岩櫃山」に行く予定を立てた。ただし形容詞の割には両峰とも標高は低く、1時間程度で登れてしまう手頃な山だ。
5時の目覚ましで起きると何と雨の音が聞こえている。階下に行くとおかーさんはもう支度をしていた。 「雨が降っているけど」と私。「エッ、降ってるの?」と分かってないおかーさん。お弁当を用意したりして気がつかなかったようだ。 外に出て確認したおかーさんは中止と決まるや「おやすみなさーい」と再び自分の部屋へ寝に行った。私もまたベッドで2度寝に取り掛かった。 2度目の起床の後、本来なら車の中で食べるはずだったおにぎりの朝食をとっていると、太陽が照ってきてにわかに外が明るくなってきた。
「あれっ、晴れてきたな」と私が言うとおかーさんが西武鉄道のパンフレットを持ち出してきて「巾着田の曼珠沙華を観に行こうか」と言う。出掛けたくてウズウズしていた私は「そうだね、ついでに日和田山にでも登って来ようか」と上州から奥武蔵に行き先変更で急遽出かける事になった。 そうと決まれば早速支度開始。雨具も持たずザックは小さいのに変更してすぐ支度完了。 おかーさんが「飯能から先、高麗辺りは渋滞になるし駐車場も一杯だろうから電車で行こう」と言うので今日は電車で行くことになった。 行き当たりバッタリ立ったけど、所沢と飯能での乗り換えはまあまあスムーズに行った。しかも何れも空いていて座っていけた。ヨーゼフとクーは随分と久し振りの電車だったけどおとなしくしていてくれた。クーはおかーさん手作りの新しいキャリー(と言っても布を袋状にして袈裟懸にぶら下げるだけ)に収まっていた。
家を9時半ごろ出たので、高麗駅には10時半過ぎに着いた。ほとんどの乗客がここ高麗駅で下車した。 駅前広場に出ると、テントが並びお店が出ていて曼珠沙華祭り一色、大勢の人で賑わっていた。これは帰りが大変と帰りの特急乗車券を確保。ついでに曼珠沙華公園の入場券も駅前で購入して出発した。 帰りの特急は3時57分なので約5時間で日和田山と巾着田を回ってくればOKなので時間的には余裕がある。 ヨーゼフとクーを連れて駅前の喧騒から逃れて駅東側の踏み切りを渡って登山口を目指した。 思った以上に気温が上がってきたので結構暑い。ヨーゼフとクーも舌を出して歩いている。念のためアスファルトに手を置いてみると、ちょっと温かい程度なので歩かせても大丈夫と判断してそのまま歩かせた。
国道299号を横断して巾着田方面に進む。日和田山を正面に見て渋滞している巾着田入り口があるもう一つの車道に出てそこを右に進んで高麗本郷の信号を左折して高麗神社方面へダラダラ坂を登っていく。やがて日和田山への標識に従い左に入ると行く手に森が見えてくる。 舗装路が右に90度曲がるところに森に分け入る道があった。標識はなかったけどその道を行くことにした。 森の中に入っていくと整備された道が左右に伸びていた。標識には日高市ふるさとの森と書いてある。 とにかく上に伸びる道を登っていく。途中には休憩場所もありよく整備された道だ。しばらく行くと見覚えのある道と行き会った。以前一つ先の武蔵横手駅から北向き地蔵、物見山、高指山、日和田山と回って下山した道だった。先ほどの舗装路をどん詰まりまで行ったところからの登山道だ。10人ぐらいのグループが後からやって来た。
これで日和田山への登山道に出たので後はどんどん進むだけ。ここからすぐに大きな石造りの鳥居へ出た。 鳥居を潜った先で登山道は男坂と女坂に分かれる。私たちは下りはノンビリ下りたいので急な男坂を登りに選んだ。それに距離も短いだろうし。 男坂への道をやや下って行くと右上に不動尊のある水場に出た。ヨーゼフとクーに水を飲ませてあげた。 ここで予備知識になかったけど再び道が分かれていた。右に行くと男坂、左に行くと見晴の丘経由となっている。下山に見晴しの丘を通ることで登りは予定通り男坂に向かった。後から来た先ほどのグループは見晴しの丘方面に向かって行った。私たちは犬連れなので岩場があると遅れるのでホッとした。それに静かな山歩きを楽しめる。 水場からすぐに尾根の急登になった。それでも最初のうちはクーも何とか自力で登っていける程度だ。
そのうち岩混じりの登りになってきた。クーが段々大変になってきた。でも一生懸命登ってくる。段差のあるところはおかーさんに持ち上げてもらっている。私とヨーゼフは先に行って写真を撮ったりしている。 そのうち岩場に出た。岩場といっても危険なほどではなくあっという間に登りつめた。 ここに二の鳥居がありその奥に金刀比羅神社がある。高麗駅からも樹林の中にここだけ木がなく岩場が確認できる。またこの岩場は日和田山随一の展望が得られるところだ。でもとりあえず山頂まで行こうと右から女坂の道を合わせ先へ進む。 神社の周りには日当たりを避け大勢のハイカーが休んで食事をしている。人の輪を避けながら神社脇を通って山頂を目指した。 神社からはひと登りでで「日和田山」山頂に到達した。
山頂にも神社ほどではないけど大勢のハイカーが陽の光を避けてそこかしこで三々五々休んでいた。 私たちも山頂標識で写真を撮ってから日陰の丸太に腰掛けて休んだ。 全員水分の補給後、ヨーゼフとクーにジャーキー2種をあげた。二人ともお腹が空いていたのでモリモリ食べていた。 山頂は木に囲まれ東南側しか展望がない。新宿方面が霞みながらも見える。空気が澄んでいれば多分筑波山が望めるだろうけど今日は見ることができない。 ちょっと休んでもっと見晴しが良い金刀比羅神社・二の鳥居の岩場に移動することにした。 神社まで来ると相変わらずハイカーで一杯。最初通った時より増えているほどだ。やたらその辺に座り込んでいるのでその人たちを避けながら岩場に出た。私たちが通っても足を引っ込めることもしない。通り道ぐらいは空けておいて欲しいものだ。
岩場は日が当たっているのでほとんど人がいない。ここで景色を眺めながらしばらく休憩した。眼下には巾着田がその名の通り巾着の形を見せている。駐車場には車がいっぱい。 丹沢の山並みや富士山が望めるはずだけど今日は霞んでいてダメ。右手に奥多摩方面の山が見え、大岳山(多分)と御前山(これも多分)が見えた。おかーさんはかすかに富士山がと言ってたけど私には全〜然分かりません。おかーさんはホントに遠目が利く。近視なのに年取って老眼が混ざって丁度良くなったのかな〜。そんなことないと思うけど・・・ しばらく休んで巾着田へ行くべく下山開始。 帰りは見晴しの丘を通りたいので、岩場を下りかけたところで道を探しに私だけ下りて行った。登りの時には岩で遮られて分からなかったけど、少し下ると分岐が分かった。急いで登り返しおかーさんたち再び下山を始めた。
こちらのコースは道が良く歩きやすい。ちょっと下って平坦なベンチのある場所に出た。ここが見晴しの丘だったけどそれほど見晴しの良い場所だとは思わなかった。木が茂っていて東南しか展望がない。 休んでも仕方ないのでそのまま通過。ここからチップが敷かれた階段状の道を男坂の尾根を左に見ながら下って行くとすぐに男坂との分岐、水場に出た。 ここで往きと同じようにヨーゼフとクーが水を飲んでから下山を続けた。 一の鳥居を過ぎると道は広くなり、やがて日高市ふるさとの森東端の登山口に着いた。 今回は上州から奥武蔵に急遽変更になったけど、暑いぐらいの良い天気のハイキングができました。 陽和田山から予定よりやや早めに下山できたのでこの後行く巾着田にある曼珠沙華公園の時間にも余裕ができました。 曼珠沙華観賞はヨーゼフとクーの日記の巾着田のページでご覧下さい。 |