2009年6月の山行記です
今年の山歩きはすべて我が家だけの山行だったけど、今回はゲストと一緒だ。 そもそも今回の山行はおかーさんが吉田さんに入笠山に行きましょうと電話して実現した計画だ。 でっ、日帰りだと朝早くなるし、きついので一泊しようとなった。 それじゃあどうせならもう一山行こうとネットで調べて今回の「飯盛山」となった。私は最初「いいもり山」と読んでしまった。 山行が決まると先ずは宿探し。 ほぼ中間に位置する富士見高原で探したら、富士見高原観光情報サイトでヒットしたのがペットOKのペンション「クロワッサン」でした。我が家がよく利用するpet宿.comには掲載されていなかった貴重なペンションであった。
ところで、関東甲信は3日前の10日に梅雨入りしたばかり。 毎日天気予報をチェックしまくりで、東京は雨模様のようだけど、信州は何とか雨は避けられそう。 当日は、8時に八王子で待ち合わせた。 待ち合わせ時間に厳しいおかーさんの意見で6時半に我が家を出発。 結果は7時20分には八王子駅に到着。私があれほど1時間で行けると言ったのに・・・。 事前の交通情報では、相模湖ICまで35キロの渋滞予測が出ていた。念のためラジオでリアルタイムの交通状況を聞いたが渋滞が始まっているようだった。
駅前で吉田さんを乗せ出発するが、躊躇なく八王子ICには向かわず20号線を走る。 大弛峠を越えるとちょっと車が増えたけど、渋滞なく走れた。相模湖駅前で信号待ちがあったものの、それとて何の問題もなく通過して相模湖ICに向かった。そういえば大弛峠を下るとき高速がチョロッと見えたけど、やっぱりノロノロ運転だった。 現在高速道は土・日・祝日は首都近郊を覗いて上限1000円でOKである。折角だから八王子から高速に乗りたかったけど渋滞は避けたいのでやむを得ない。 相模湖ICから中央高速へ。車は多いものの順調に流れている。 釈迦堂PAで一休みしてヨーゼフとクーを狭いクレートから開放してあげる。
ヨーゼフとクーに十分ではないが外の空気と大地を踏ませ、私たちもトイレを済ませコーヒーを飲む。しかし出したら即補充とは、私たちは非常にバランス感覚に優れている人間ではある??? PAで一息入れて須玉ICへと再び本線へ。 予定より早めの10時20分ごろ須玉ICを出て一路清里を目指し141号線を北上。 清里駅入り口交差点の先で細い道を「千ヶ滝」方面へ右折。大門川を渡り、平沢地区へ入って行く。 平沢峠への道が分からず飯盛山の標識につられ登山口まで行ってしまった。 車を停めて思案しているちょうどその時、運良く郵便やさんが通り掛ったので急いで道を聞きに行った。
結局来た道を分岐まで戻って何とか平沢峠への道に入って行けた。どうも我が家はなかなか一発で目的地に行けないのだ。 どうも見過ごしたのはこの道が一車線しかない狭い道だったからかもしれない。でも300メートルぐらい先から二車線の広い道になり、2、3キロで広~い駐車場の平沢峠に着いた。あ~良かった! ここには立派な標柱があり、トイレはもちろん、飯盛亭という売店兼食堂まであった。 車から出るとちょっと風が吹いていた。 車が15、6台ほどが駐車していたが、大型用スペースもある広さなのでガラガラだ。 目の前には八ヶ岳の主峰赤岳、権現岳がどーんと鎮座しているのだけど、残念ながら曇っていて写真に撮るにはちょいと厳しい
両端に売店とトイレがあるのだけど、登山口側に売店がある。利用者としては遠いので登山口側にトイレを配置してもらいたいところだ。まぁそれでは売店の売り上げに響いてしまうのだろう。思惑?どおり、私たちも下山して来て結局売店を利用してしまったのだから・・・ 道路際には「日本分水嶺」なる看板がある。 トイレを済ませ、支度して出発。予定では12時過ぎに出発だったので30分早くスタートだ。 売店の先にある「しし岩」はあとにして、売店前から道路を横断して登山口へ。 登山口には立派な道標とコース案内板があり親切だ。
飯盛山には清里から、野辺山からと登山口がある。 ここ平沢峠・しし岩登山口は最短ルートのようだ。登り約1時間のコースタイムだ。 歩き始めてすぐに樹林帯に入って行く。 登山道は凸凹がなく歩き易いが。 時に蛙のような声?を出すハルゼミの鳴き声がやかましいほどだ。 5、6分ほど行くとレンゲツツジの花が目に飛び込んできた。ヤマツツジもいっぱい咲いている。ピンクがかった赤からオレンジがかっものまできれいだ。 もしかしたらツツジはもう終わってるかと思っていたので嬉しい自然のプレゼントだ。
コナシ(ズミ)やムシカリ(オオカメノキ)も白い花を咲かせてる。 右側にはフェンスが時々見える。牧場?(ずっと先にゲートがあり、牛の放牧場と書いてあった) 途中2、3ヶ所ちょっと開けて、砂利道になるところもあった。振り返るとしし岩が下に見える。 15分ぐらい登ったところで真新しい道標があり、右に「宮司の滝」とある。 この辺り大き目の岩が登山道に顔を出す所もあったが、概ね歩き易い登山道だ。 写真を撮りながら、しかも我が家にとっては久し振りの山なのでゆっくりペースで登って行く。
それでも樹林帯を進むと汗が吹き出てくる。 だんだんカラマツが多くなってくる。登山道脇は熊笹がびっしり茂っている。 時折吹き抜ける風が心地良い。 30分ぐらい歩くと傾斜が緩くなり、水溜りやぬかるみが出てきた。 ところどころ丸太が敷いてある。 そのうち左側が開け、下に建築物が見える。よく見るとそれはリフトの終点だった。 野辺山スキー場(レーシングキャンプ野辺山)の上部に来たのだ。 八ヶ岳山麓は白いビニールシートを被せた畑が一面に広がり雪みたいに光っている。
この先で右にゲートがあった。 バラ線と針金で囲ったゲートを通り抜けると小さな広場で南側が一気に開けた。 左を見ると今日初めて「飯盛山」を見ることができた。吉田さんもおかーさんも来て飯盛山を見る。ヨーゼフとクーも来たけど見ていたかどうかちょっと記憶にない。 再び登山道に戻って登り始める。 ここから5分ほどで平沢山の山頂に到着した。 山頂からはここから飯盛山までの登山道が見通せる。 飯盛山の後方は奥秩父の金峰山や瑞牆山なのだけどハッキリしない。
飯盛山手前の小さなピークの左下にスキー場のリフトが1本来ている。冬はあれに乗ると飯盛山はもっと簡単に来られるなと、ふと思った。 平沢山もなかなか眺望の良い山だ。しかも飯盛山より10mほど標高が高い。2、3分景色を見たり、写真を撮ったりしてから先へ進む。 下りは結構急勾配で小石が浮いているのでゆっくり下る。結果的に今回のコースではこの下りが一番の急な勾配だったと思う。 7、8分でゲートを抜け巻き道と合流。小さなピークへ向かう。 このピークであやめがが咲いてるのを吉田さんが発見。あやめは数本あった。
小さなピークを越えた先で右と左に分岐している。左は飯盛山手前左のピークに行くので、ここは右へ道をとる。 つつじの間を抜けると右に清里からの登山道を合わせる。 その先でまたまたゲートを通り抜けると広場になっている。広場の周りは丸太で縁どってある。 何のための広場なんだろう。キャンプファイアーやるんじゃないよね。まさか! 広場を突っ切ると、また右から清里からの道を合わせると山頂への最後の登りがある。 ここは石を横に並べて間隔の広い階段状にしてあり、枠も石を並べています。階段の外は植生保護の処置がとられていた。
5分ほどで山頂に到達した。 ここまで5、6組のグループとすれ違ったけど、山頂には2人のパーティーしかいなかった。 360度の展望を誇る山頂も本日は薄らぼんやり。目の前の八ヶ岳だってぼ~んやり。ここから見る瑞牆山を期待してたのにな~。 それに風が強い! ウンなわけで、風を避け下の広場で昼食ということになった。 広場の中ほどに何故か座りやすい岩がある。 お湯を沸かしてインスタント豚汁を作る。 3人と2匹はそこに固まり、人間は豚汁その他を(吉田さんがいっぱい持ってきてくれた)おかずにおにぎりを、
食べ始めたとき、清里から登ってきた6人のおじさんグループがいます。見たら、まだ平沢地区を走っていた時、清里の登山口へ歩いていた人たちだった。 その人たちが山頂でお昼を食べて下りてきたとき、我が女性軍はお喋りしながらまだ食べていました。 下山は来た道を戻る。 十分休んで飯盛山に別れを告げる。 平沢山は巻き道を行く。この道は展望がよく、晴れていれば楽しい道だ。 トットトット歩いたので、7、8分で平沢山からとの合流点に着いた。
ぬかるみはヨーゼフとクーを抱っこで通過。 下りは急がず特にゆっくり歩く。リフト上部では、私が毎年春と秋の2回一泊で来るシャトレーゼCCもよく見えた。 平沢峠には2時半に着いた。 道路を横断して対面のしし岩へ。しし岩は溶岩でできた小さな岩山だった。 岩の上でヨーゼフとクーの写真を撮って駐車場へ戻った。 売店でカキ氷を買って店の前のテーブルで大休止。 売店のお姉さんも出てきて話し始めた。ここからは編笠山は見えないと言っていた。 10分ぐらいすると他のお客さんが来たのでそれを潮に車に戻った。
今日は富士見高原ペンション村の「クロワッサン」に泊る。初めてのペンションなので楽しみだ。 3時ごろ駐車場を出発。 清里駅前を通って美し森にちょいと寄って、あとは八ヶ岳高原道路を西へ。 峡谷に掛かった赤い橋で有名な東沢橋を渡ると次は天女山への交差点があるが、もう時間も遅くなったので寄らずに富士見高原に向かった。鉢巻道路へ入るとやがて富士見高原に着いた。 富士見高原は30年ぐらい昔、毎年夏にスキー仲間と3日間ぐらいテニスをやりに来ていたので懐かしい。 ペンション「クロワッサン」はすぐ見つかった。珍しく迷わずに済みました。
チェックイン後、割引券を貰って近くの「八峯苑 鹿の湯」で温泉に浸かりました。 6時半からの夕食では、ススメ上手な吉田さんをお相手にビールだワインだ日本酒だとグビグビ飲んでしまった私でした。その後私たちの部屋で反省会をやったあと、私は9時過ぎには豪快な鼾をかいていたそうです。 今日は眺望には恵まれず残念だったけど、お日さまも顔を出しハイキング日和でした。 景色の代わりにツツジやグミ、そして小さな花たちが私たちを迎えてくれました。
昨夜早く寝たので凄い早起きをしてしまいました。 え~、4時15分には起きてしまいました。おかーさんはもちろん、ヨーゼフとクーもまだ寝ています。 ここはソファとベッドに犬が乗ってもいいということになっている。ただしベッドの中はNG。クーはどっち道ベッドには乗れない。ソファに置いた旅行バッグの上で寝ていた。 窓から外を見ると空一面に雲がかかっている。下を見ると道路が濡れていた。あれっ! 5時前にはおかーさんたちも起きたので5時からお散歩タイム。 玄関を出るとテラスが随分濡れている。 夜中に結構雨が降ったようだ。クーちゃんのお腹が汚れるので一瞬躊躇したけど拭けばいいやと散歩に出発。 散歩から帰ると吉田さんが部屋から出てきた。
吉田さんが帰ってきて、ペンションの庭先にニッコウキスゲが咲いてたよと聞くと、おかーさんは写真撮ってくると吉田さんとまた出掛けてしまった。 昨夜の泊り客は私たちだけ。それで夕食のとき、オーナー夫人に相談しました。朝食の時間を繰り上げて欲しいと。 するとオーナー夫人は二つ返事で「何時でもいいですよ」と言ってくれました。と言うわけで今日の朝食は7時から。通常は8時ですから1時間の繰上げです。オーナー夫妻ありがとうございました。
朝食は手作りのパンです。もちろん「クロワッサン」もでました。 パン大好きなおかーさん(我が家の朝食は私がご飯でもおかーさんはパン食です。だからおかずも違います。)おいしい、おいしいと大満足でした。特に胡桃パンがお気に入りのようでした。結果、どうやら食べ過ぎたようです・・・ 9時の予定が8時に出発することができました。実際は玄関で写真撮ったりしたので5分ぐらい過ぎましたが・・・ ナビを使わずスムーズに富士見パノラマリゾートに着いた。
駐車場には多くの車が駐車していて混雑していた。多くの人が入っているのだろう。 それと、ここはMTBのメッカで全日本選手権などが開催され、ダウンヒルコースも何本か常設されている。 そのためかバイクメーカーのテントやバイク関係の人たちが多い。 飯盛山は歩いた時間が少なかったので、おかーさんと吉田さんに「入笠山はゴンドラに乗らないで沢入から歩く?」と聞いたけど二人とも「ゴンドラに乗る」と即答。もちろん私もゴンドラ派です。 端の方に車を停めると、靴を履き替えゴンドラのチケット売り場へ。
以前来たときは犬OKだったんだけど、それでもいつ変わるか分からないので窓口で確認を取った。OK、しかも無料ただしリード着用とのこと。 ゴンドラ乗り場はちょっと離れている。 テクテク歩いていると日が出てきた。今日は朝の様子から、さすがに天気はダメかと思ったけど、いや~晴れてきちゃいましたね。「晴れ女」の異名を持つ吉田さんの面目躍如です。 ゴンドラに乗って10分、眺望は悪かったけど無事山頂駅に到着。吉田さんは高いのダメらしくあまり外を見てなかった。そういえばクーも高いところはダメです。 トイレを済ませて山頂駅の外へ。
何グループかの人たちがハイキングコース(アカノラ山経由)入り口でハイキングコースを行くか、林道を行くかどうやら迷っているようだ。 入笠湿原に行くのならハイキングコースを行けばそのまま湿原入り口に繫がっている。すずらん群生地は湿原の東南の斜面にある。だから湿原からすずらんを見に行こうとすると斜面を上がって行かなければならない。その上、入笠山へ行くには湿原に戻ることになってしまう。 私たちは最初から林道を行くことに決めていた。その方が全然効率がいい。 林道を5分ほど歩くと林道が右に曲がっている。 左にはアンテナの大きな鉄塔がありその手前にすずらん群生地の上部に続くこみちがある。
樹林に分け入り5分足らずでネットで囲まれた出入り口が現れた。以前来たときはネットはなかったけど、やっぱりここも鹿の被害があるのだろう。 ネットを開けて檻?の中に入る。 すぐにスズラン群生地の斜面の最上部に出た。 下の湿原の十字路へ一本の道が続いている。14、5人の人が上へ下へと移動している。その両側をスズランがびっしりと埋め尽くしている。 湿原の周りにはコナシ(ズミ)が白い花を満開に咲かせている。 すずらんは小さい花でそれも大きい葉の下に咲いているので近づかないとなかなか見られない。
かがんで覗き込むようにするとあるある、小さなそしてベルを吊り下げたような可憐な白い花がいっぱい。ガイドブックによると約80万株もあるそうだ。 スズランを観賞しつつ湿原に下ると、この間にかなり人が増えていた。 湿原にはクリンソウが今を盛りに赤い花を咲かせていた。 湿原の十字路を左にやまびこ荘前へ。ここは林道が通っている。 入笠山へはやまびこ荘前を左(ほぼ南)へ林道を行っても良いし、すぐ先左側に入り口がある遊歩道を行くも良し。
私たちはチップを敷きつめた遊歩道を行きました。この道端にはクリンソウやニリンソウが咲いていた。 15分ほどで林道と合流。その先が五所平峠でマナスル山荘がある。その前が入笠山登山口で山頂まで30分の時間的にはおよそ登山とは言えないほどだ。 私たちが訪れた前日(13日)から21日まで沢入り登山口より先はマイカー規制されている。逆に言えばこの期間以外はここまで車で来られちゃうということ。 登山口にも鹿避けのネットがあり、そこから元スキー場横を登って行く。 適当に岩も露出した尾根筋を登って行く。蒸し暑いのか汗が次から次出てくる。ヨーゼフとくーは昨日の疲れもなさそうで元気いっぱいだ。反面私は昨日の疲れかちょっと足が重い。ダメになったなぁ・・・
しばらく登るとやや勾配が緩くなる。約半分ぐらい行くと分岐点に出る。 右が尾根筋の直登ルート。左は岩場迂回コースになっている。 岩場コースといっても手を使って登るようものではないし、危険なところもない。 下山に迂回コースをとり、往きは尾根コースを行くことにした。 相変わらず前後にハイカーがいて、私たちはゆっくりなので時々先に行ってもらいながら山頂を目指す。 ヨーゼフとクーは小さいのでみんなに励まされる。 山頂近くにはコナシが咲いている。マユミやレンゲツツジもあるけどまだ蕾が多い。それでもご褒美で咲いてくれてるレンゲツツジを写真に収める。
15分ぐらいで傾斜が緩くなり山頂広場に出た。 山頂はかなり広い。 残念だが眺望は昨日同様望めなかった。 とりあえず、先ずは山頂での記念写真。次から次に登ってくるので順番に。 今日は昼食は持ってきていない。お昼には下山するのでおやつとコーヒーだけ持ってきた。 風が強い中お湯を沸かしてコーヒーを入れる。おいしいな~。 こうして休んでいる間にも次から次に写真を撮っている。 20分ぐらいして記念写真を撮る人たちが一段落したところで、ヨーゼフとクーの写真を撮った。
ちょっと気になったのだけど、山頂標識のところで休むグループが見かけられた事。みんな登ったら写真を撮りたいだろうし、自分たちだって写真を撮っているのだから分かると思うけどな、そこで腰を落ち着け昼飯食べたら他の人の迷惑になることぐらい分かるだろうに。ほんとマナー悪いよね。 下山は迂回コースを下りる。 登ってきた逆から首切清水方面へ下る。 20mぐらい行くとコナシが一本満開に咲いていた。ここに分岐があり、ここを左に道をとる。 笹が茂った間の登山道を緩やかに下った行く。左上を見上げると並行して走っている尾根道を登ってる人が見える場所もある。
10分ほどで分岐にもどり、ここからは往きと同じ道を戻る。 ここからは一本道なので道は広くなるけど登ってくる人も断然多くなった。 ここでまたひとつ狭い道でのすれ違いについて気になったことがある。山では普通登り優先と言われている。でもそれはあくまで原則だと思う。ケースバイケースだと思うし、まして危険のないところでは必ずしも登り優先ではないと思う。それは団体さんの行動だ。10人ぐらいならまだしも、20人以上ものグループが登り優先だからといってたった2、3人のグループを待たせるのはいかがなものかと思ってしまう。せめて10人程度に分けるとか自分らが待つとか、その方が全然時間が掛からないと思うけどなあ。
我が家は犬連れなので登り下りに関わらず相手を優先させるので支障ありませんが。いろんな意味で・・・ 下りは元スキー場脇につけられた小道を下りた。ここにもスズランが咲いている。 やまびこ荘の前でしばらく休んだあと、スズラン群生地の斜面を右に見て湿原を横断する。 湿原を横断すると樹林帯に入りやや登ると林道に出る。ここら林道を突っ切り山の中のハイキングコースを行く。 山頂でそばにいた親子連れと一緒になった。お父さんは1歳ぐらいの女の子を背負子に背負っている。4、5歳の男の子は私たちに抜かれまいと競争で歩いていく。時には走って・・・
ゴンドラではバイクのダウンヒルを見物できるので退屈しない。 駐車場に戻ると、帰りの渋滞が怖いので温泉は割愛して帰ることにした。 小淵沢ICへ向かう20号線で道の駅があったので寄り道した。ついでにお昼ご飯も食べ、帰りの車の中では、ヨーゼフとクーがクレートの中でよく寝ていたので、あとはノンストップで八王子へ。中央高速は笹子トンネル辺りと相模湖辺りが渋滞していたけど何とか4時前には八王子ICに着いた。 八王子駅で吉田さんとお別れし、5時ごろに無事に我が家に帰宅した。 今回の山行は梅雨の最中にも関わらず雨にもあわず、特に暑くもなく快適なハイキングができました。 ひとつ残念だったのは、飯盛山も入笠山も花はもちろん展望の良さが大きな魅力なのですが、今回花はいっぱいでしたが展望がなかったことです。 吉田さん、今度冬に行きましょう。冬の澄んだ空気の中で雄大な景色を楽しみに行きましょう。 お世話になったペンション「クロワッサン」も良かったです。こっち来るときはまたここだねとおかーさんと話しました。 |