2009年4月の山行記です

 2月15日以来の山歩きに行きました。
 山といっても、登るのに1時間も掛からない低い山だけど、私のリハビリにはちょうど良かったかも・・・
 3月はおかーさんとヨーゼフのペア。今月は30日と、何とか月イチは確保しました。

日和田山  305m  2009年4月30日(木)
天気:晴れ
到着時間 出発時間 歩行時間 休憩時間 行動時間
 日高市ふるさとの森手前駐車場 13:25
 一の鳥居(男坂・女坂分岐) 13:36 13:36 0:11 0:11
 二の鳥居(金刀比羅神社) 13:58 14:02 0:22 0:04 0:33
 日和田山 14:10 14:23 0:08 0:13 0:45
 二の鳥居(金刀比羅神社) 14:30 14:58 0:07 0:28 1:05
 一の鳥居 15:10 15:10 0:12 1:45
 駐車場 15:17 0:07 1:52
 合計時間 1時間07分 0時間45分 1時間52分
日和田山が見えてきた

 私が3月14日に左膝のじん帯を痛めてからもう1ヵ月半も経ったけど、まだ痛みがあって医者に通っている。
 その間当然山歩きは遠ざかり、もう山は無理かなと心配になってきた。

 一昨日おかーさんが「30日山に行こうよ」と言ってたので、今朝私が早めに起きてみたけどおかーさんはまだ寝ていた。
 そのうち杏子が来て、豪琉を我が家に置いていった。
 11時過ぎにおかーさんは公民館でパンの講習会をやっている杏子のところへ豪琉を送って行った。
 帰ってくると、これから日和田山に行くと言い出した。
 「じゃぁ俺も行くよ」と私。
 以前、武蔵横手駅から五常の滝~物見山~日和田山
さあ出発
~高麗駅と歩いたことがあり、おかーさんはそれをイメージしていたみたい。でも今からではちょっと遅いので高麗から日和田山だけにした。日和田山なら駅からでも1時間程度で登れてしまう。

 こうして急遽、全員参加の山行となった。
 ヨーゼフとクーも急にワサワサしてお出掛けモードに突入した。
 急いで支度をして我が家を出たのは12時近く、途中飯能のコンビニでお弁当を買って299号線を高麗駅方面へ。
 前方に日向和田山が見えると直ぐ高麗だ。
 高麗駅入り口交差点のひとつ手前の交差点を右折して突き当りを再び右へ。
一の鳥居

 高麗川を渡って巾着田の入り口辺り、高麗本郷を左折して高麗神社、聖天院方面へ進むと、左に小さな「日和田山入り口」の指導標がある。

 この路地を入っていくと「日高市ふるさとの森」にぶつかる。
 右の駐車場を横目で見ながら奥までいく。そこには3台分の駐車スペースがあるのだがいっぱいだった。狭い道でUターンして戻り駐車場に車を入れた。
 この駐車場は管理人がいなくて、用意された茶封筒に車のナンバーを書き、料金(これが安い!300円です)を入れて壺みたいな物に入れておけば良いシステム?になっていた。
水場で

 駐車場に車を置き、トレッキングシューズに履き替えて出発。
 道路を渡るとそこは日高市ふるさとの森、日和田山の登山口だ。
 案内板によれば、ふるさとの森は日高山も含まれるみたいだ。
 一の鳥居までは緩やかな斜面にやや斜めに横に走る道と一本縦に上部に向かう道、そして東端に林道のようなのとある。ここには東屋風の休憩所やトイレもある。
 私たちは真ん中を縦に突っ切る道を進んだ。

 花はあまり咲いてない。それでもチゴユリやシロヤマブキ、スミレなど咲いていた。
見晴しの丘から二の鳥居を目指す。二の鳥居からは巾着田が
 石造りの立派な金刀比羅神社一の鳥居は最初の登りが終わって平坦なところにある。
 ここまで10分程度、駅から登山口までより短時間だ。それに駅から登山口まではずっと舗装路なのでつまらない。これは車で来た恩恵だ。

 鳥居の先で道は二股に分かれる。
 真っ直ぐ行けば女坂、左の道は男坂。女坂は下りで登りは男坂へと左の道へ進む。
 道はやや下って行く。道端にシャガが咲いている。

 写真を撮りながら5分たらずで水場に着いた。
 ヨーゼフとクーに水を飲ませた。
 結構暑いけど私たちはまだ水を飲むほどではなかった。
シロヤマブキ(左上)、チゴユリ(右上)、シャガ(左下)、ツツジ(右下)

 ここで道は再び左右に分かれる。
 右が男坂で、前回はこちらを登った。岩や木の根の張り出しもあり、段差のある登山道だ。
 真っ直ぐ(左)の道は「見晴しの丘」を通って日和田山へと続く。
 男坂を行く予定だったけど、今日は前回下った見晴しの丘経由で行くことにした。

 丸太の階段状の登山道を登って行く。クーにも全然問題ない段差だ。
 ヨーゼフもクーも久し振りの山道だけど元気いっぱい。
 最初は杉林だけど、登るにつれて(と言っても大した登りではないが・・・)ナラなどの雑木林になってきた。
 下山するグループとすれ違う。ヨーゼフとクーを見て「ワンちゃん頑張ってるね~」と言ってくれた。
山頂で

 そのうち其処ここにツツジが咲いてるのが見られ始めた。
 このツツジ、最初はミツバツツジかと思ったけど色が違う。どちらかと言うとレンゲツツジに近いけど、レンゲツツジの花びらはまあるくない。でっ、結局ヤマツツジと決定。

 見晴しの丘には10分足らずで到着。
 ベンチが設置されていた。その前にはツツジがきれいに花をいっぱいつけていた。
 ここから尾根を日和田山へ向かう。

 平坦な道を3、4分行くと大岩が出てきて、やや急な登りになった。
 大岩を巻いて登ると、前が開け岩場にある二の鳥居に着いた。
 鳥居の下では巾着田を背景に小学生の団体が班ごとに写真を撮っていた。
二の鳥居でヨーゼフ(マウスで拡大します)

 ここで右から登ってくる女坂を合わせる。

 岩場の先の金刀比羅神社の横を通り抜け先へ進む。
 神社の先で物見山・高指山への巻き道を左に分け、緩やかに登る。
 最後に岩場を登ると日和田山山頂に到着。時に2時10分。
 山頂にはご夫婦一組が写真を撮っていて、撮り終わるとすぐに下山して行った。
 私たちも写真を撮ってお昼にすることにした。でも二の鳥居の岩場の方が全然眺めがいいので、折角広げたお弁当をまた仕舞って鳥居の岩場に移動することにした。

二の鳥居でクー(マウスで拡大します)
 鳥居のところに戻り、再びお弁当タイム。
 もう2時半だものおなかペコペコ。ヨーゼフとクーも水とジャーキーを頂く。
 肝心の展望は春霞で、しかも昼もとうに過ぎた時間ゆえ奥多摩方面も薄らぼんやり状態。
 30分ほど休んで下りることにした。

 下りは予定通り女坂を下る。
 女坂は道も広くて歩き易い。
 途中一ヶ所岩が出てるところがあってクーが嫌がったけど、あとは順調に下った。
 駐車場へは20分ほどで戻った。

 今日は私にとって2月15日の金時山以来の山歩きでした。
 3月14日に左膝のじん帯を痛めて山歩きは控えてきました。
 往復たった1時間程度の歩行時間でした。まだ時々痛みがありますが無事に歩けました。
 これから少しずつ時間と難度を上げていきたいと思います。

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