2007年12月の山行記です

 12月最初の山行は御坂山塊の「黒岳」に行きました。
 先週気力なしで見送った山です。今回は御坂トンネルを挟んで反対側、360度の眺望が得られるという「本社ヶ丸」も候補でしたが、こちらは次の機会にしました。

黒岳  1,793m 2007年12月7日(金)
天気:晴れ
到着時間 出発時間 区間時間 休憩時間 総合時間
 新道峠登山口(水ヶ沢林道終点) 8:52
 新道峠 8:57 8:57 0:05 0:05
 波風山 9:13 9:21 0:16 0:08 0:21
 すずらん峠 9:35 9:35 0:14 0:43
 黒岳 10:00 11:22 0:25 1:22 1:08
 すずらん峠 11:38 11:38 0:16 2:46
 波風山 11:53 11:53 0:15 3:01
 新道峠 12:09 12:09 0:16 3:17
 新道峠入口 12:15 0:06 3:23
 合計時間 1時間53分 1時間30分 3時間23分

 4時半に起床、ヨーゼフとクーはまだ起きない。相変わらずの朝寝坊な子達だ。
林道終点の登山口

 今回は6時間以上寝たので睡眠十分の筈だけど眠い。しばらくベッドに腰掛けてボケーっとしてからやおら支度を始めた。
 5時半過ぎに出発。天気予報では晴れなのだがやや薄曇り、でも河口湖方面が晴れていればいいのだけど・・・
 八王子ICまでの道すがら多摩大橋から大岳山はよく見えたけど富士山は霞んで見えなかった。あれっ、今日も富士山に嫌われてしまったかな?

 八王子ICから中央高速に入り、初雁PAで休憩した。車外に出ると寒いけどヨーゼフとクーも一応、犬です!外に出ると元気に歩き回っていた。
 ここからは三ッ峠の左に富士山が見える。先ほどよりは少しハッキリしてきた。ちょっと希望が持てるようになった。
稜線を行く、前方に黒岳が

 一休みして再び車に乗り込み走り出す。ここまでジムニーは山岳高速道を快調に走破。よくがんばっている。
 以前「黒岳」に登った時は旧御坂峠の河口湖側、天下茶屋かだったけど、今回は人間の省エネで旧芦川村(現芦川町、昨年笛吹市と合併)から林道の終点まで行って新道峠から登るので、御坂一宮ICへ向かう。

 笹子トンネルを抜け勝沼ICの次の御坂一ノ宮ICで高速を降りて芦川町へ向かう。この道は釈迦ヶ岳で何度か通っている。桃の農園が連なっている道だ。花の季節はとてもきれい。
 ゴルフ場を過ぎると九十九折の峠道になる。鳥坂トンネルを抜けて下ったところが芦川町。ここからスズラン畑に向かう。スズラン畑はちょうど釈迦ヶ岳と黒岳に挟まれた芦川沿いにある。釈迦ヶ岳の登山口のあるところだ。
波風山でクーちゃん大あくび

 スズラン峠を過ぎるとやがて林道はドンベエ峠との分岐に出る。ここを右に水が沢林道へと車を進める。
 1.5車線ぐらいの完全舗装の林道を進むと直ぐにスズラン峠登山口がある。ここを過ぎてさらに進むと10分ぐらいで林道の終点、新道峠登山口に到着した。
 林道終点は方向転回のためもあって広くなっている。5台ぐらいの駐車スペースがある。
 眼の前には何度か登った尖った山頂の「釈迦ヶ岳」が青空をバックに聳えている。山頂やや下の屏風岩もはっきり見える。
 天気は上々この分なら雪を被った富士山が見渡せるだろう。

 1台も停まっていないスペースの一番奥に駐車して支度をする。気温は5℃ぐらいだろうか、じっとしていると寒い。
黒岳

 ヨーゼフとクーを外に出してあげると早く歩きたそうにしている。
 登山口の写真を撮って9時前にスタート。
 コースは新道峠から稜線歩きの往復コースだ。コースタイムでは往路70分、復路60分。新道峠までは5分で、往復しても2時間ちょいの陽だまりハイキングだ。

 新道峠へは自然林の中、丸太の階段状(約140段)の登山道を登って行く。
 ちょうど5分ぐらいで稜線に出た。が空気が冷たくて胸が痛い。私は冬の歩き始めにはこういうことが多い。
 ここは十字路になっていて、右(西)には大石峠を経て何れも登ったことのある鬼ヶ岳や王岳、パノラマ台へ続く縦走路。途中には節刀ヶ岳から南に十二ヶ岳がある。一度登ってみたい山だ。
 南へ下れば河口湖大石地区へ、左はこれから登る黒岳を経て御坂山、本社ヶ丸へと続いている。
黒岳で

 南面が開け眼下に河口湖が湖面を光らせている。その先の富士山は頭に雲を乗せている。しかも富士山の南側は空が白く靄が掛かったような状態だ。私たちの上空は青空なのにどうして?

 黒岳の展望地へ着く頃には富士山上空も青空が広がることを期待して黒岳へ向かった。
 歩き出して直ぐに波風山への登り道になるが緩やかな道だ。ナラや少しのブナ、モミが茂った笹の間をゆっくり進む。
 10分ほど行くと登山道脇に何やら金属製のものが見えた。パイプで組んだ富士山の定点観測カメラだった。ライブカメラではなく一定時間毎にシャッターを開く仕組みのものだろう。
 南面が開け富士山を眺めるのにちょうどいい大きな岩がある。

 ここから今までよりはやや急になってきた。波風山はもう直ぐ。
富士山と河口湖

 私は胸がまだ痛むのでおかーさんにはヨーゼフとクーを連れて先に行ってもらう。私は休みながらゆっくり登って行く。
 波風山の山頂は小さな台地でやはり南面は開けて富士山が見られるようになっている。
 身体が温まれば胸の痛みは治まるのだが無理をしないでここで少し休んだ。

 波風山からはスズラン峠へ一旦下る。
 進行方向に木々の間に黒岳を見ながら下って行く。
 15分ほどでスズラン峠に着く。左から水が沢林道からの道が上ってきている。

 ここからいよいよ黒岳へ標高差約150mの登りとなる。
 最初は真っ直ぐ登って行くがやがてジグザグになっていく。

 絶不調の私はクーちゃんとゆっくり行って、おかーさんとヨーゼフには再び先行してもらった。クーちゃんはヨーゼフに遅れたので何とか早く行きたくてしょうがないのか私の前に出ようとしている。その度にツイテッと声を掛けるがもどかしそうだった。

 それでも30分までは掛からずに山頂へ到着した。黒岳山頂は木々に囲まれた広場で眺望はない。
 南に2、3分行くと、広くはないが開けた展望地がある。写真を撮ってからそちらへ向かった。

 樹林帯を行くとパッと目の前が開ける。
 真正面に河口湖越しに富士山が聳えている。頭の辺りは雲が掛かっているが東に流れているのでお昼を食べながら雲がなくなるのを待つことにした。
稜線(奥に十二ヶ岳と鬼ヶ岳)

 右に眼を移すと御坂山塊の縦走路が見える。先の方には節刀ヶ岳、十二ヶ岳、鬼ヶ岳が続いている。左には梢の間に三ッ峠山が。南アルプスはここからは木々に邪魔されて見ることができない。もっと身を乗り出せばと思うがこれ以上出ると谷に落ちてしまうので諦めた。以前来たときには確か南アルプスが見えたのだが、もしかすると御坂山辺りで見えたのかもしれない。

 岩に腰掛て食事を終える頃になると富士山に掛かっている雲はかなり小さくなっていた。まだ時間は早いので雲が切れるまで待つことにした。
 待つことウン十分、ついに雲がなくなった。ヤッタネ!
 しかし空気が濁っているのかちょっと靄が掛かったような感じなので肉眼で見るには差し支えないものの写真、特にデジカメには苦手な条件だ。もちろんテクニックの未熟さもあるが・・・⇒案の定、写真写りはう~んという出来具合ではあった。
 それでも目的の富士山を堪能したので良しとしよう。
波風山からの富士山


 私たちが帰る頃に一人の登山者がやって来た。やってくるなり富士山を見てウォーっと吠えていた。なんて運のいい人だろう。私たちはここに1時間半近くもいるのに・・・
 天下茶屋から登ってきたそうだ。車で来たと言うので駐車できました?と聞くと、駐車できたのこと。
 今日の山行で唯一出会った人だった。

 1時間半近くの大大休憩してやっと下山を開始した。
 来た道を帰るので淡々と戻った。途中富士の見える何ヶ所かで富士をバックに写真を撮ったが何れも出来ははかばかしくなかった。富士の北側なので逆光になるのは致し方ないが、フラッシュを光らせたもののどうにもうまく撮れなかった。完全マニュアルで絞込み、外付けのフラッシュでなければダメかも。その前に自分のスキルを磨かなきゃという声が聞こえてきそうだけど。
釈迦ヶ岳

 ちょうど12時15分に林道に着いた。
 帰りはすずらん畑を通らず、ドンベウ峠を越えてみさか道(国道137号)へ出た。河口湖へ行こうかと思ったのだが、これが結果的には10キロ以上の大回りで、その上道は完全舗装でよいものの落石が各所で見られ怖い思いをしてしまった。何しろ一ヶ所子牛ほどの大岩が道路を半分塞いでいる所があったくらいだ。そんなことでみさか道に出たときはホッとした。もう河口湖に行く気力はなく御坂一ノ宮ICへ向かった。

 今回の山行はそれほど風もなく、稜線歩きは陽を浴びて穏やかな山歩きができました。雪を頂いた富士山を見られたけど写真はイマイチで、年賀状用に使えるものがなかったことがちょっと残念でした。
 ヨーゼフとクーは先週に続き今回も余裕で完全走破でした。



 今日は先月に続き東雲ハイキングクラブの12月例会に参加しました。
 12月は毎年忘年会も兼ねた1泊山行ですが、ヨーゼフとクーは泊まれないこと、生憎16日は町会の行事があるので日帰り参加にしました。

伊豆ヶ岳  851m 2007年12月15日(木)
天気:晴れ
到着時間 出発時間 区間時間 休憩時間 総合時間
 正丸駅(300m) 9:10
 馬頭さま(伊豆ヶ岳、正丸峠分岐) 9:36 9:40 0:26 0:04 0:26
 正丸峠(約630m) 10:15 10:40 0:35 0:25 1:05
 小高山(720m) 11:00 11:00 0:20 1:50
 五輪山 11:16 11:16 0:25 2:06
 伊豆ヶ岳 11:30 12:20 0:14 0:50 2:20
 木の根の斜面頭(尾根道終点) 12:37 12:37 0:17 3:27
 名栗元気プラザ分岐 13:00 13:00 0:23 3:50
 馬頭さま 13:06 13:06 0:06 3:56
 正丸駅 13:26 0:20 4:16
 合計時間 2時間57分 1時間19分 4時間16分
駅前で皆さんを待っている間

 東雲HCの忘年山行は昨年を除いて毎年欠かさず参加していたのだが、今回は残念ながら日帰り参加になった。忘年山行は大体遠出が多かったのだが、今年は奥武蔵の「伊豆ヶ岳」で日帰りも余裕で可能なので参加した。

 HCのメンバーは正丸駅8時58分着の電車で来るので我が家を7時には出る予定だったが、珍しく予定より早く6時50分には出発した。所沢から国道463号線、16号線を超えて秩父への道、国道299号線をひたすら走る。
 7時半前に飯能を通過、正丸駅には8時5分に着いてしまった。皆さんが来るには1時間もある。駅前の駐車場を管理している売店もまだ開いていなかった。
山の神を祀る祠
 支度をしていると、まもなくお店の人も出勤してきたので料金を払い、改札口前のベンチで待ってることにした。
お日様も出ていて今日はあまり寒くない。

 一電車前の31分着で祖父江さんがやって来た。シーズン中に比べれば随分少ないけどハイキング客も何人か改札口を出てきた親子連れらしいハイカーがヨーゼフとクーを撫ぜて出発して行った。
 次の58分着で予定通り全員が揃い、私たちを入れて総勢13人と2匹になった。

 全員支度が終わって9時10分に駅前を出発した。
 線路に沿って階段を降り、飯能側にあるトンネルを潜って線路の反対側に出て川沿いに大倉山地区に向かう。
苦手な丸太橋

 緩やかに登っている舗装路を12、3分ぐらい行くと右に安産地蔵尊がある。そこからさらに12、3分で小さな祠のある分岐に着く。道標にここは馬頭さまと書いてある。
 ここでヤッケを着ていたメンバーが脱ぐため小休止。私たちは始めから山シャツを脱いでいたので写真を撮ったりしていた。

 分岐を左に道をとれば伊豆ヶ岳へ登れるが、今日は正丸峠経由なので右の舗装路を行く。
 5月に来たときは左の道を行って正丸峠は下りに使ったので今回は逆コースだ。
 舗装路を進むとすぐに民家がなくなり杉樹林帯の小さな沢沿いの山道になる。
 道は緩やかに登って行く。7、8分行ったところで右に鳥居と石垣を組んだ上に小さな祠がある。飯能に多い山の神を祭るお申講(おさるこう)の説明があった。
日向ぼっこ


 何度か沢を渡って行くがクーは丸太橋が苦手だ。時々足を滑らしていた。
 歩きやすい道だけど所々水が流れているのでお腹が濡れる(特に脚の短いクーは)と冷えるのでその度に抱いてあげる。

 段々水も細くなり空が見えてくるともう正丸峠だ。
 でもここには急で狭い階段が待っている。前回はこの階段を降りたのだが、クーを抱いていたので怖かったことを覚えている。
 ハァハァ言いながら階段を登る。高くなるにつれ太陽の陽射しが暖かい。振り返ると奥武蔵の山並みが重なって見える。
 階段を登り切ると左に伊豆ヶ岳への登山道が伸びている。右に奥村茶屋があり、横を通って表に回った。
 ここまで約1時間。ここで一休みとなった。
武川岳


 最初我が家はお店の前、道路を渡った日当たりの良いベンチで休んでいたけど、他の人は奥村茶屋の中に入っていったので私だけ店の中に入ってコーヒーを飲んだ。ここのジンギスカンは古くからあり美味しいらしい。一度食べてみたいものだ。結局30分近くの大休止の後再出発となった。

 お店の前から見える皆さんがが明日登る武川岳を写真に撮って横を通って再び山道に入る。
 ここからは緩やかな上り下りの尾根(関東ふれあいの道)を南に進む。
 左が杉の植林帯、右が自然林の尾根道を進む。振り返ると7月に登った鉄塔のある丸山が見える。しばらく行くと正丸駅でヨーゼフとクーを撫ぜてくれた親子連れに会った。
頂上標識
ヨーゼフとクーが歩いているのを見て感心していた。それにしてももう下りとは速いな~。

 踏み固められた歩きやすい道を進むとやがて小さなピークに着いた。作業小屋らしき跡がある小高山だ。
 ここで隊列を整え先へ進む。小高山を下った所が長岩峠。左(東)に正丸駅方面、右(西)に名栗元気プラザの道標がある。
 長岩峠を過ぎると最初は緩い登りだが直ぐにやや急な丸太の階段道になる。
 ここでも階段苦手な私はハァハァいいながら登る。クーも階段は苦手なので丸太の横の狭い所を行く。ヨーゼフは何の問題もなくヒョイヒョイと階段を登って行く。あの跳躍力が欲しい・・・

 登りつめた所が一応五輪山と名の付いたピークだ。ここで再び隊列を整える。
伊豆ヶ岳山頂

 左から馬頭さまで分岐した登山道がここで合わさる。
 下ったところが鎖場の男坂と一般道の女坂との分岐だ。男坂にはロープが張ってあり、落石危険の看板も立っている。
 注意書きには飯能市観光協会の「落石が発生しやすく非常に危険。事故の恐れがあるので女坂を利用してください」と、飯能市の「事故にあった場合自己責任になります」とあるが通行禁止とは書いてない。ちょっと中途半端な感じだ。私たち一行は女坂を行くことにした。単独ならまだいいけど、大勢だと落石があったとき下の人が危険
だ。我が家はまだヨーゼフとクーがいなかった、山に行き始めた頃の1995年におかーさんと二人で男坂を登っているが、平べったい岩で怖かったことを記憶している。

 右にトラバースするようにしばらく行くと、左へ最後の登り、丸太の階段が待っている。丸太の間が抉れていて歩きにくい。
 ジグザグに、またまたハァハァしながら登り切ると山頂広場に着いた。
 右に行くと岩の間に三角点がある。とりあえず軽くタッチ。北側(北西)には頭を削られた秩父の盟主武甲山がその頭をちょこんと出している。写真を撮って広場に戻る。
もっと欲しいクーとまだ食べてないヨーゼフ

 広場には大きな岩がありそこの周りで昼食になった。

 大きな岩には一枚のレリーフが埋め込まれていた。伊豆ヶ岳には今回で4回目だけど今まで気がつかなかった。
 文字はかすれてよく読めない。おばさんの顔が描かれ追悼の碑となっている。
 家に帰って調べたところ、40数年前までここには伊豆ヶ岳山荘があって、レリーフに描かれた人は山荘のおばあさんだそうだ。おばあさんが亡くなって小屋が閉鎖された後、お世話になった当時の仔ぐま山岳会(現在はない)の人たちが、おばあさんを偲んで昭和40年にレリーフを埋め込んだとのことでした。

 小一時間ほど楽しい昼食をとった後下山となった。
奥にチョコンと頭が見える武甲山

 私たち以外は全員、名郷へ下山して「西山荘 笑美亭」に泊って忘年会に突入だ。
 我が家は残念だが帰宅するのでここでお別れ。皆さんにご挨拶して右と左に下山開始。
 私たちは正丸駅へ戻るので山頂からは一旦男坂・女坂の分岐まで戻った。

 分岐からは正丸峠への道を左に分け、尾根を下って行く。この尾根道は岩がゴロゴロしている。
 15分ぐらい尾根を下ると登山道は行き止まりになり、大きく左に木の根が大きく張り出した大斜面を下る。これが結構大変で、ロープも張ってあるが何しろ地面が平で斜度があるから滑るので木から木へと慎重に下りた。
レリーフ

 大斜面を下ると今度は右に段差の大きい木の間を下って行く。クーを抱いているので手が使えず苦労して下った。

 ここを下り終えると沢沿いになる。たまに岩に乗ったりする所もあるが、もう緩い下りなので心配ない。
 15分ぐらい沢沿いに下ると左に長岩峠からの道が合わさる。道標には名栗元気プラザ方面とある。
 ここから5、6分で馬頭さまの分岐に出ると、あとは舗装路を20分ほど、1時半前には正丸駅に戻れた。
滑りやすい大斜面を下る

 ヨーゼフとクーの足を洗ってると道路の向こう側にサルの一団が移動しているのを発見。近所のおじさんが爆竹を鳴らして追い払っていた。
 まだ時間が早いので皆さんが泊る「笑美亭」を見に行ってみることにした。
 正丸トンネルを抜けた先で左折して県道青梅秩父線を南へ進む。正丸峠からの旧道を左に会わせ、山伏峠(東雲HCのメンバーはここに下山している)を越えて九十九折の県道を下って行くとやがて名郷に着いた。T字路を右折した先に「西山荘 笑美亭」があった。

サルだ!(マウスを置くと唯一の花が)
 ここには可愛い女の子でちょっと太目のビーグルちゃんがいた。私たちが着いたとき、最初ワンワン吠えて歓迎?してくれた。クーも負けずに車の中でワンワン言っていた。でも車から降りて近寄るとすぐに尻尾を振って歓迎してくれた。笑美亭のオーナーは気さくな人でしばらくお話した。田原さんも出てきてくれて話をした後今度はホントに帰路に着いた。
 大した渋滞にも会わずに4時ごろ我が家に無事帰宅した。

 今日は天気にも恵まれ、楽しい山歩きができました。東雲HCの皆さんありがとうございました。来年も一緒に山歩きしましょう。
 ヨーゼフとクーも私たち人間以上に元気に山歩きができました。
 クーちゃんは今回の山行で登山回数が99回になりました。
 次回は100回記念、どこに行こうかな。

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