今日は東雲ハイキングクラブの3月例会で丹沢の『三峰山』に登りました。
「大山」の北にあり「鐘ヶ岳」のほぼ西に位置します。我が家は初めて登る山で、ネットで調べると標高は低いが鎖や梯子が多くある意外と手強い山だそうです。 |
大山・三峰山 934m |
2007年3月17日 |
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天気:曇り |
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到着時間 |
出発時間 |
区間時間 |
休憩時間 |
総合時間 |
煤ヶ谷 |
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9:07 |
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登山口 |
9:13 |
9:13 |
0:06 |
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0:06 |
物見峠分岐 |
10:09 |
10:18 |
0:56 |
0:09 |
1:02 |
山ノ神 |
10:33 |
10:33 |
0:15 |
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1:26 |
休憩 |
11:23 |
11:32 |
0:50 |
0:09 |
2:16 |
北峰 |
11:46 |
11:46 |
0:14 |
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2:39 |
中峰 |
12:05 |
12:05 |
0:19 |
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2:58 |
三峰山(南峰) |
12:13 |
12:37 |
0:08 |
0:24 |
3:06 |
不動尻 |
13:59 |
14:12 |
1:22 |
0:13 |
4:52 |
広沢寺 |
15:03 |
15:03 |
0:51 |
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5:56 |
七沢 |
15:15 |
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0:12 |
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6:08 |
合計時間 |
5時間13分 |
0時間55分 |
6時間08分 |
今日は鎖場や梯子が多いのと電車やバスに乗るのでヨーゼフとクーはかわいそうだけどお留守番。
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警告(マウスで拡大) |
5時に起きて着替えているとクーちゃんがトコトコ私の部屋にやってきた。いつもは朝早いと一旦起きてもまた寝にいってしまうのだが今日は何故かまとわりついて寝に行かない。そのうちヨーゼフも起きてきてしまった。
ヨーゼフとクーに朝食をあげて6時過ぎにに家を出た。
7時ちょっと前に新宿に着き、集合場所の小田急線の改札口に行くと田原リーダーたちは来ていた。
7時31分の急行に乗り本厚木まで行った。途中の駅から5名が乗り駅で落ち合い全員集合。総勢13名になった。
3台のタクシーに分乗して登山口のある煤ヶ谷に向かった。運転手さんが東雲を知っていて道中ローカルネタで盛り上がった。
空から何やら白いものがちょっぴり舞ってくる中、煤ヶ谷で車を降り谷太郎川に掛かる橋の上で身支度を整えて出発。
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山ノ神(誰のこと?) |
先ずは谷太郎川の右岸を民家に沿って歩く。不動尻方面の道を左に分け川から離れるとお寺があり登山者カードのBOXがあった。さらには掲示板があり「ヤマヒルに注意」とある。ゾッとするがまだ寒いので大丈夫だろうと自分に言い聞かせる。
ここが登山口になるのだろう。山道に入っていくと鹿除けの扉があった。きちんと閉めて先へ進む。
杉の植林帯を緩やかに登って行く。
やがて周りは自然林になり次第にジグザグの道なる。鹿除けの柵があり、扉の取れた出入り口が2ヶ所あった。尾根沿いに付けられた登山道を進み1時間ほどで物見峠との分岐点に出た。テーブルが設置されている。ここで休憩を取った。
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崩落地点(マウスで梯子) |
ここに警告板があり「三峰山は急峻でクサリ場など多く、無理をしないで引き返す勇気が必要です」とある。ネットで見て知ってはいたけど実際に見るのは初めて。ちょっとビックリした。私たちのグループは勇気のない人?ばかりなので引き返すことはしなかったが・・・
ここからさらに尾根筋を進んで行く。再び扉のない鹿除け柵を潜り先に行くと右に小さな祠があった。左側に梢の間に以前登ったことのある鐘ヶ岳が見える。しばらく行くと物見峠からの道と合わさる。ちょっと立ち休みした。ここにも先ほどの「引き返す勇気」の警告板があった。
一息入れて先へ進む。尾根を歩いていくと大きく右側が崩れている場所があったいよいよ警告板にあったヤセ尾根の始まりだった。
右前方にこれから登る三峰山北峰が姿を現してきた。標高が低いので樹木に覆われている。
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三峰山 |
北峰の山頂直下、「三峰山0.6km」の道標のあるところで一休み。ここから三つのピークを登ることになる。
気合を入れたところで第1のピークを目指して出発。丸太の階段状の登りが始まる。階段は苦手だけど段差が小さいのでそれ程苦労しなくて済んだ。
木段を登り切り、朝降った雪が所々白く残っている滑りやすい木の根の張り出した登山道を登りつめると北峰に到達。
何にも標識がなく稜線歩きの名もないピークのひとつで、特別山頂に立ったという感じはない。
あっという間にピークを過ぎて次のピークへ向かう。
ここからクサリと梯子が次から次へと現れた。事前にネットで調べて分かっていたが、もし雪が相当残っていたら結構厳しい上り下りになったろう。幸い今日はそんなことがなかったので楽しみながら下る。ただヤセ尾根なので慎重に歩を進めた。
第2のピーク、中峰には「三峰山100m」の道標があった。ここも何の感慨もなく通過。
下って丸太の階段を登り返すと10分足らずで南峰「三峰山」に到達した。
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恐々と余裕のリーダー(マウスで) |
山頂には「三峰山 標高934.6メートル」の標識があり、三角点もあった。あまり広い山頂ではないけどテーブルも一つ設置されている。眺望はそれ程良くない。若葉が茂ったら何も見えないかも?
先行者が2、3人いたけど私たちが着くとテーブルを空けてくれたので早速昼食の用意をした。と言っても時間がないのでお湯を沸かしてカップ麺を食べただけ。
30分足らずの(昔?の山行ではいつもこれくらいだったけど・・・)休憩で下山開始。
山頂から急勾配のクサリつき(今日はなくてもいいけど雪のときは助かる)を慎重に下る。
その後も木につかまったり岩を掴んでの下りと小さな登り返しを繰り返して30分ほどでテーブルのある分岐点に出た。尾根を行けば唐沢峠を経て「大山」への縦走路だ。
ここで一服入れ不動尻へ向かう。ジグザグに一気に高度を落としていく。
やがて沢沿いになり最後のクサリ場を過ぎ、空沢が岩の間から染み出てくる水を集め段々水量の多くなる様を見ながら丸太の橋を渡る。登山道は大きく左に曲がり枝沢を集め水量の多くなった沢沿いに下って行くと簡易トイレのある大きな広場に出た。不動尻に着いた。ここには三叉がいっぱいあり黄色い花を咲かせていた。
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三峰に咲いていたスミレ、ミツマタ、ツバキ、サンシュウ |
ここからはキブシやサンシュウを写真に撮ったりして舗装された林道を下る。
真っ暗な山ノ神トンネルを抜けると右に以前登った鐘ヶ岳の登山道がある。左前方には伊勢原?の市街地が望めた。
不動尻から小1時間で広沢寺温泉に着いた。
七沢まで歩き「七沢荘」で温泉に浸かり、バスで本厚木へ出た。皆さんは反省会に行ったけど、我が家はヨーゼフとクーが帰りを待っているので失礼して帰路に着いた。
今回はいつも一緒のヨーゼフとクーがいないので゛ちょっと寂しかったけど、今年の山行では一番厳しくその分楽しかった。
帰りに寄った「七沢荘」には看板犬の白いG・レトリバーがいて見回りしている。犬も泊まれるのでいつか一緒に行こう。ペット用の温泉もあり、クーちゃんが目を細めて浸かっているのを想像してしまった。でもクーちゃんは看板犬に吠えちゃうかな・・・
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