東雲ハイキングクラブの12月例会、忘年山行に参加しました。東雲HCは1月の高尾山以来です。
おかーさんは孫たちと出掛けるので今回は私だけの参加です。
芦ノ湖西岸はまだ歩いたことがなく一度行きたかったので楽しみです。 |
三国山 1,102m |
2008年12月20日(土) |
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天気:晴れ |
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到着時間 |
出発時間 |
区間時間 |
休憩時間 |
行動時間 |
桃源台(730m) |
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10:45 |
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早川口水門 |
10:57 |
10:57 |
0:12 |
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0:12 |
分岐 |
11:15 |
11:15 |
0:18 |
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0:30 |
湖尻峠(850m) |
11:32 |
11:38 |
0:17 |
0:06 |
0:47 |
三国山 |
12:33 |
12:57 |
0:55 |
0:24 |
1:48 |
山伏峠(1,000m) |
13:50 |
14:02 |
0:53 |
0:12 |
3:05 |
海ノ平(941m) |
14:40 |
14:40 |
0:38 |
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3:55 |
十二丁園地 |
15:18 |
15:18 |
0:38 |
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4:33 |
箱根峠・道の駅(810m) |
15:21 |
15:25 |
0:03 |
0:04 |
4:35 |
箱根町(730m) |
15:47 |
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0:23 |
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5:02 |
合計時間 |
4時間16分 |
0時間46分 |
5時間02分 |
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空には鷹?が悠々と |
当日は7時15分に小田急新宿駅に集合。だけど7時過ぎに着いたらもう全員着ていた。新宿駅には9名が集まった。
売店で買ったサンドウィッチを食べて早速小田原行きの急行に乗って出発した。
今日の天気予報は晴れ。車窓からは大山を始め丹沢の山並みがよく見えた。
小田原で3名のメンバーを加え総勢12名。東口から9時25分のバスで桃源台へ向かった。
約1時間で桃源台に到着。いい天気だ。
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芦ノ湖キャンプ村を通り抜けて行く |
ケーブル駅でトイレを済ませたりして支度をするといよいよ長丁場へ出発。山歩きには遅い10時45分の出発だった。
先ず駐車場の脇から早川の水門へ向かって遊歩道を進む。
5分ほどで芦ノ湖キャンプ村に入り、きれいなバンガロウが並ぶ中を通り抜けていく。
キャンプ村を抜けると湖岸に出る。
前方に早川の水門が見える。この水門を渡り対岸へと行く。芦ノ湖には遊覧船が何隻か浮かんでいる。
湖岸の砂利道を南に進む。私はもう暑くなり山シャツを脱いだ。
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早川の水門(ここを左へ渡って対岸へ) |
20分弱で深良水門の手前、稜線への登山口の分岐に着いた。道標に「湖尻峠へ0.7K、三国山へ2.7K」とある。
湖岸道路と別れ樹林帯に入って稜線へと登って行く。
足元は石畳になっていて滑りやすい。「ここの下りは嫌だね」などと言いながら一列になって登って行く。
やがて車の走る音が聞こえてくるとすぐに稜線に出た。道標があり「湖尻峠0.2K、三国山1.7K」とあった。
道標に従って左へ行くと湖尻峠に出た。ここは御殿場方面への箱根スカイライン、芦ノ湖スカイラインの湖尻方面、箱根峠方面に自動車道分岐点になっている。
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湖尻峠 |
風が通り抜けていく。汗をかいた身体にはちょっと涼しすぎるけど、今の登りで暑くなったのかみんなもここでヤッケを脱いでいる。
5分ほど時間をつぶして芦ノ湖西岸の箱根外輪山縦走路の出発。先ずは最高地点の三国山目指す。
ここからは芦ノ湖スカイライン沿いに進んでいく。
両脇は丈の長いハコネダケが茂っていてその上小さなブナなど自然林の中を進むので展望はきかない。
徐々に登って高度が上がり、後を振り返ると梢の間に富士山が頭を出してきた。
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振り返ると木々の間に富士山が |
小さな登り下りを繰り返してピークを超えて木段を上がった先が三国山の山頂だった。
湖尻峠からはほぼ1時間の道のりだった。
山頂には3人連れのハイカーが休んでいた。山頂といっても回りは木々に囲まれて見晴しはきかない。
ここで昼食タイムをとった。
私は例によってコンロでお湯を沸かしラーメンだ。私がラーメンを食べ始めた頃にはもう大多数が食事を終えていた。
道標には「湖尻峠2.1Km、山伏峠2.8Km、箱根7.3Km」とある。
三国山は全行程の約3分の1、まだまだ先は長い。しか
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三国山 |
も今夜の宿、奥湯河原へのバスに15:50に乗るので写真を撮るとすぐに出発だった。なんか落ち着かないけど出発が遅いので仕方ないか・・・。
三国山からは基本的にあとは下り。長くても少しは気が楽。
次の目標地点は山伏峠。下りといっても2.8kあるので1時間は掛かりそう。
相変わらず樹木に遮られているけど、今までより左側が木の間からでも少しは見晴しがきくようになってきた。
芦ノ湖の向こうに山頂にロープウエー駅がある駒ヶ岳、並んで左には箱根最高峰の神山が望める。仙石原方向には丸い山頂の金時山が見られる。
みんなペースが速くて写真を撮っているとすぐに見えなくなってしまう。
でも一本道なので迷うことはないのであとからあまり離れないように行く。
30分ほど歩いたところ道標があり、「箱根5.5km、湖尻峠4km」とあった。桃源台からの全行程中ほぼ半分ぐらい来たことになる。だけどまだあるなぁ~
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金時山 |
ここから10分ぐいで芦ノ湖スカイライン際を通り、その先に岩を回り込む場所に掛かった。ここには足場が掛かっていて、岩を回り込んだところに山伏峠の標識があった。
山伏峠を過ぎたところで富士山がくっきり見えた。
その先5分足らずで目の前が開け、レストハウスが目に入った。
レストハウス前の広場にはベンチも置かれ、大勢のハイカーやドライブの人たちが休んでいた。
ここは展望がよく、眼下に芦ノ湖その先に駒ヶ岳をはじめ箱根の山が連なっている。
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山伏峠近くの道標 |
芦ノ湖の南端を見渡すと箱根町の市街地が見える。
その右端が本日のゴール地点だ。ここは正月の箱根駅伝の往路のゴールであり、復路のスタート地点でもある。正月は大勢の人で埋まるのだろうな。
近くには箱根関所跡もあるはずだ。
遊覧船の発着港があり、釣り宿も何件かある。大昔、会社の先輩とトラウト釣りに来たのを思い出す。当時まだ珍しかったブラウントラウトを釣ったのもここでした。
レストハウスの裏には小高い丘があり、そこに登ればより見晴しが良いだろうと思ったけど、もう登る体力も気力もなし。
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山伏峠(マウスで標識) |
写真を撮っていたけど、休んでいると風で寒くなってきた。
レストハウスでおやつを食べている人もいたのでちょっと先のハコネダケの茂ったところに行って風除けとしていたら、リーダーが来てそのままちょうど出発となった。
ここから再び両側にハコネダケが生い茂った道を下って行く。
途中沢に架かった橋が崩壊したのかやや下へ迂回するところがあった。
ここから前方に小高い丘?が見える。
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山伏峠先で |
しばらく進むと右に芦ノ湖スカイラインの料金所があった。
料金所の横を通って広い(防火帯?)を緩やかに登って行く。
振り返ると高度を上げるに連れて山伏峠の左にだんだん富士山が頭を出してきた。
ちょっと歩いちゃ、立ち止まってカメラをパチリ!
ここで先頭と最後尾が大分離れてしまう。
ピークを過ぎたところに「海平」の標識がポツンと立っていた。
ピークを下ると右に自動車道が接近する。ここから長かった尾根道と別れ、左へ再び樹林帯に入っていく。
樹林帯に入るとすぐに階段状になった。
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山伏峠レストハウス前からゴール地点を望む |
この階段が長く場所によっては段差も大きくて一段一段ゆっくり下って行った。
歳をとったからか最近は下りがとても弱くなった。もともと登りは弱かったけど下りは結構強くてスピードもあったのだけど、元気な頃の無茶歩きが今になって影響が現れたのかも知れない。
その長~い下りが一旦終わると道は右に大きく曲がり、その先で今度は左に沢を渡る。
沢を渡ったところから登りになる。
ここまで先頭グループは遥か先に行ってしまい、後続グループも見えない。薄暗い樹林帯に一人になってしまったのでちょっと心配になり水を飲みながら後続を待った。
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山伏峠レストハウス前から神山(左)と駒ヶ岳 |
すぐに後続グループも来て再び歩き出す。
日が当たらないので道が柔らかく歩きにくい。何とか登り返してちょっと下ったところが林間広場になっていて「十二丁園地」の標識と古ぼけた案内図があった。
ここからすぐに国道1号線に飛び出した。
道路の向こうに道の駅があり右に歩道を少し行くと箱根旧街道の標識があった。
ここを左に旧街道を下って行く。
旧街道は石畳道で、これがまた滑って非常に歩きにくかった。
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海ノ平から |
ここもあまり日光が当たらないのだろう。コケも生えていてよく滑った。道の脇には挟坂石だとか釜石坂だとか案内板が立っていた。でもそれらを読むより滑らないで歩くことで頭の中がいっぱいの難所だった。
この難所は500mほど続いたが何とか転ばずに抜けることができた。
石畳道の終わりには「駒形神社」があり箱根七福神の赤い幟が立っていた。
ここからは民家が並ぶ町中を歩き、国道1号に出たら左へ進む。
左に芦ノ湖を見ながら「箱根駅伝ミュージアム」を過ぎたその先がバス停のある本日のゴールだった。
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箱根峠から旧東海道へ(マウスで石畳道) |
ここから湯河原行きのバスに乗り今日の宿、奥湯河原の「大滝ホテル」向かった。
翌日は一人で城山から湯河原駅まで歩こうかと思っていたけど、登山口へのバス便が遅く、タクシーは4,500円ぐらい掛かるのでハイキングは断念。
ホテルのそばの不動滝を見た後バスで湯河原駅に出て、皆さんは真鶴へ魚を食べに行った。
私は4時に用事があったので皆さんと別れ小田原へ。お土産を仕入れて小田急のロマンスカーで帰途に着いた。
今回はほぼ一年ぶり、久し振りの東雲HCの例会だった。
妙にテンションの高いおばさんがいたり、なんか忙しいハイキングだった。
だけど古い仲間(少なくなってしまったけど)にも会えて楽しい一日だった。
それにしても桃源台~箱根港約11kmは長かったな~。
膝がもったのが幸いだった。毎日「グルコサミン&コンドロイチン」飲んでて良かった・・・ |