2006年2月の山行記録です


 今月初めての山歩きは東雲ハイキングクラブの2月例会『矢倉岳』に行くことにした。私が1月の末に怪我をして今月は何処にも出掛けていなかったので、復帰第1戦?ともなる。一昨年、昨年と雪で、富士山は見えずじまい。今度はどうか楽しみだ。

矢倉岳   870m 2006年2月18日
天気:曇り
到着時間 出発時間 区間時間 休憩時間 総合時間
 万葉公園駐車場 9:18
 山伏平 10:02 10:02 0:44 0:44
 矢倉岳 10:26 12:16 0:24 1:50 1:08
 山伏平 12:32 12:32 0:16 3:14
 万葉公園東屋 13:11 13:24 0:39 0:13 3:53
 万葉公園駐車場 13:30 0:06 4:12
 合計時間 2時間09分 2時間03分 4時間12分

これから出発

 久し振りの山なので早く起きてしまうかと思っていたけど、特にそういうことはなく予定通り5時過ぎに起床。
 今回は私がまだ完全に回復していないのでおかーさんが荷物を多く持ってくれた。ありがとうおかーさん。

 6時半までには家を出ようと思っていたけど、我家には珍しく予定より早い6時20分には家を出られた。天気は晴れ。
 府中街道を南に進む。土曜日だが結構車が出ていて途中混んでいた。多摩川に差し掛かり、是政橋を渋滞でソロソロ走りながら右を見ると、遠くに右から大岳山、御前山、ちょっと離れて三頭山の奥多摩3山が良く見えた。今日は幸先良いぞ!

 川崎街道は順調に流れ、予定よりあまり遅れることなく川崎ICから東名高速へ。
万葉公園下を進む
家を出たときには晴れていたけど、このころには曇っていて富士山は見えなかった。中井PAで一休みして大井松田で高速を下り、足柄峠方面へ向った。

 矢倉沢(東雲のみなさんはここから登って来る)を過ぎ、今までどおり地蔵堂の前を通るとその先で通行止めになっていた。あれれっ!どうしょう?迂回路は表示されてない。少し戻って近所の人に聞くと、ちょっと戻ったところに新しい道が開通したとの事。言われたとおり戻って下の道を行くと300mぐらいで通行止めの道と合流していた。それから先は前と同じ道だった。一時は地蔵堂から歩くのも覚悟したけどホッ。

 9時に万葉公園に着くと、駐車場には両端に先行車が2台停まっていた。
 早速支度をして出発する。ヨーゼフとクーも私と一緒で1月3日の御岳・日ノ出山以来の山歩きだ。元気に歩きだす。

 車道を少し戻り東屋のある万葉広場の下の道に入る。グチャグチャ道を想像していたがそうでもなく歩き易い。
矢倉岳

 7、8分ほど歩いて樹林帯に入って行く。ヨーゼフとクーは張り切って先に行きたがるが後を歩かす。

 2ヶ所ほど開けていてこれから登る『矢倉岳』がまーるい山容を見せる。

 樹林帯で前方から自転車で来る人と出会った。矢倉沢から来たそうだ。すごいですねーと言ったらそれほどでもと言っていた。
 
 全体的には下りだが、緩やかな上り下りを繰り返すうちに徐々に登りになってくる。やがて地蔵堂方面からの道と合流すると大きく左に曲がる。ここから3分ほどで洒水の滝・21世紀の森からの道がと合流する山伏平にでる。

 緩やかな道を進むと最後の急登になる。やや凍っている木段を登って行くと右側に山頂を雲に覆われた金時山が、その右下方には出発地点の万葉公園が望める。
山頂に到着
 20分強の登りで両側カヤトの道になり、緩やかな登りの先に山頂広場が現れる。

 山頂には2、3組のハイカーが休んでいた。
 私たちもカヤトを背にシートを広げザックを置く。このころ矢倉沢から7、8人のグループが登ってきた。

 眼の前には右から『金時山』その左奥に山襞に雪をつけた『駒ヶ岳』さらに左には『明神ヶ岳』が見えている。でも肝心の『富士山』は裾野がほんの少し見えるだけだった。これで3年連続富士山には会えない。また来なきゃいけなくなってしまった。

 コンロの用意をしたりしているうちに、そろそろ東雲ハイキングクラブの皆さんも到着する頃なので、おかーさんとクーには留守番してもらい、ヨーゼフを連れて迎えに行くことにした。

 矢倉沢からの林間の緩やかな登山道を下って行く。ヨーゼフはおかーさんが来ないので時々立ち止まる。
 5分ほど行くと前から小島さんと行き会った。結構汗をかいている。皆さんはと聞くとすぐ後にいるとの事なのでヨーゼフとさらに進むとすぐに田原リーダーと拓くんに出会った。ちょっと離れて皆さんが一列になって登って来ていた。
 ヨーゼフが嬉しくて皆さんに飛びついていった。
 
 山頂に戻ると私たちのシートのそばに皆さんもシートを広げ、昼食の支度をする。
 今日はしゃぶしゃぶをすると、コンロを取り出し大きなコッフェルでお湯を沸かし始めた。私は例によって塩ラーメンを作る。

 今月は田原さんと加藤さん、私の誕生日なので、ワインで乾杯した。そのうちお湯も沸き、吉田さんや時岡さんが持って来た肉や野菜を2つのコッフェルでしゃぶしゃぶ。私たちもご相伴にあずかった。肉が柔らかく、白菜も甘くて美味しかった。
駒ヶ岳(左)と金時山


 お日様も時々顔を出し、気温が上がって休んでいても暖かく気持ち良い。皆さんが来るまで30分ぐらいあったので結局1時間50分ものんびり休んだ。

 下山は足柄峠から地蔵堂へ向うので私たちは往復コースだ。
 登って来た時はやや凍っていた道は気温の上昇でぬかるんでいた。ヨーゼフとクーの足がかなり汚れた。特にクーは脚が短いのでお腹まで汚れるのでおかーさんが抱いていた。ヨーゼフもぬかるんだ道が気持ち悪いのか時々立ち止まっていた。
 でも急なところを過ぎるとぬかるみもなくなり、ヨーゼフとクーも元気に歩き始めた。
ミツマタ(万葉公園)

 山伏平を通過し少し下ると、後は樹林帯の小さな上り下りを繰り返し一気に東屋のある万葉公園まで行った。樹林帯を抜けて右の尾根に登ると東屋がある。一昨年の1月に来た時はここでシチューを食べて体を温めたっけ。

 少し休んで矢倉岳を振り返り、写真を撮ったりした後、駐車場まで戻った。
 皆さんはここから足柄峠へ下り、足柄古道を地蔵堂まで行く。うどん屋さんで落ち合うことにして、私たちは皆さんと一旦お別れして車で先に行った。

 地蔵堂で買い物したりして時間を潰していたが、寒くなってきたのでうどん屋さんに入って待った。生ビールを飲み終わる頃皆さんがやって来た。みんなでお酒を呑み最後に名物のうどんを食べて帰宅した。
 帰りはおかーさんに運転してもらい、私とヨーゼフ、クーはすぐに寝てしまった。おかーさん、運転お疲れ様でした。

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