山名 : 槇寄山 1,188m |
山行日 : 2003年3月15日
|
ポイント |
到着時間 |
出発時間 |
区間時間 |
休憩時間 |
経過時間 |
数馬 |
- |
10:22 |
- |
- |
- |
休憩 |
11:18 |
11:26 |
0:56 |
0:08 |
0:56 |
西原峠 |
12:05 |
12:05 |
0:39 |
- |
1:43 |
槇寄山 |
12:08 |
12:45 |
0:03 |
0:37 |
1:46 |
登山口(仲ノ平) |
13:45 |
- |
1:00 |
- |
3:23 |
合 計 時 間 |
2時間38分 |
0時間45分 |
3時間23分 |
東雲ハイキングクラブの3月例会、笹尾根(槇寄山)に参加した。少し暖かくなったので、久しぶりにヨーゼフも参加した。ヨーゼフは1月、今年初山行の『雪の大岳山』以来だ。一人でお留守番はかわいそうなのでクーも連れて行くことにした。もちろんクーはまだ山歩きは無理なのでずっとカンガルー袋の中の予定。東村山7時54分発の国分寺線に乗り、拝島で『ホリデー快速秋川1号』にのりかえ8時49分に武蔵五日市に到着。ここでみんなと合流した。生憎の曇り空だが、数馬行きのバスは満員で臨時バスが出る賑わいだった。バスに乗ってしばらくすると雨がちらつき始めてきた。本宿を過ぎてからは霙になり、やがて雪に変わった。クーもいるので数馬に着いたらUターンしようかと一瞬思ったが、とにかく行ってみることにした。
登山口は仲ノ平の方が近いが、停留所に屋根があり近くにトイレもあるので終点の数馬まで行った。バスを降り雨具を着け(もちろんヨーゼフも)雪の中を出発。林道を詰め民家の横を抜けるといよいよ登山道になる。雪が降っているのに歩いていると暑くなり、私は直ぐみんなもしばらくすると合羽を脱いでしまった。笹尾根は94年山を歩き始めて3回目に来たところだが、西原峠で休んだ事と日原峠辺りで道を間違えたことぐらいしか記憶にない。登山道に入ると雪が出てきた。踏み固められていて固くなってきてやや歩きにくくなって来た。途中、国定忠治遠見の木の案内があったところでみんなはアイゼンを着けたが、吉野家は二人ともアイゼンは持って来なかったので水を一杯飲んでそのままお先に歩き始めた。この辺から本格的に雪道になり、杉の葉っぱも雪の下に隠れヨーゼフには歩きやすくなった。
何と言ってもヨーゼフは四輪駆動でスパイク(爪)&低重心なので…。周りには誰もいないので、少しの間ノーリードで歩かせた。頭を下げ黙々と歩くヨーゼフは力強いものがある。ところどころ凍っているところもあったが、30分ほどで西原峠に到着した。先行パーティーが雪の中昼食をとっていた。私達は2、3分の山頂へ向かった。山頂にはもう一組パーティーがやはり食事中だった、私達も林の中に陣取り思い思いに食事タイム。クーもここで初めて自分の足で歩いた。でも食べ物の方が興味あり吉田さんのお弁当を覗きに行ったりしていた。ヨーゼフは歩いているときは良かったけど休んでいるとやっぱり寒くなってきたみたいだ。出発時にリーダーが今日はこのまま下山しましょうと提案しみんなも同意して西原峠から数馬へ向かった。アイゼンがなかったので下りは慎重に歩いた。
林道に出てからはクーも歩かせたが、寒がり屋なのであまり歩きたがらないのでまた抱っこになった。仲ノ平の登山口には結局2時に帰り着いた。ここで数馬の湯に行くみんなと別れ、五日市に向かった。皮肉なことにバスが本宿に着くころ薄い日差しも出てきた。残念! 帰りの車中は空いていたので初めて電車に乗ったクーを写真を撮った。東村山の駅からはクーも自分で歩いたが、私が歩く倍の25分もかかってしまった。家に着くとヨーゼフもクーも疲れたのか爆睡に入った。
山名 : 日の出山 902m |
山行日 : 2003年3月23日
|
ポイント |
到着時間 |
出発時間 |
区間時間 |
休憩時間 |
経過時間 |
御岳山駅(ケーブル) |
- |
10:18 |
- |
- |
- |
御岳山分岐 |
10:31 |
10:31 |
0:13 |
- |
0:13 |
養沢方面分岐 |
10:54 |
10:54 |
0:23 |
- |
0:36 |
日の出山 |
11:09 |
12:17 |
0:15 |
1:08 |
0:51 |
無線中継所 |
13:08 |
13:08 |
0:51 |
- |
2:50 |
通矢尾根分岐 |
13:27 |
13:27 |
0:19 |
- |
3:09 |
梅郷ゴルフ場 |
14:08 |
14:08 |
0:41 |
- |
3:50 |
梅の公園 |
14:13 |
15:06 |
0:05 |
0:53 |
3:55 |
日向和田駅 |
15:28 |
- |
0:22 |
- |
5:10 |
合 計 時 間 |
3時間09分 |
2時間01分 |
5時間10分 |
朝起きたらいい天気だった。それに天気予報も今日は晴れ。車で青梅の吉野梅郷へ梅見にでも行こうと思っていたが、それならこんなに天気がいいのだから日の出山から梅郷へのハイキングにしようと急遽予定変更した。ヨーゼフとクーの朝の散歩を終えてから、急いで支度をして(と言ってもザックはいつも出掛けられるようになっている)娘に駅まで車で送ってもらい、8時26分の電車に飛び乗り、拝島からはホリデー快速奥多摩3号で御嶽駅に向かった。奥多摩3号はハイキング客で満員だったが、吉野梅郷へ行く人が大勢いて、日向和田でやっと座れた。でも降りる駅は次なんだよね。御嶽駅でもかなりの客が降り、ケーブル駅へ行くバスも超満員だった。
何しろこの好天気だ、かなりの人が出ているみたいだ。運良く1台目のケーブルカーに乗れ、御岳山駅に着いたのが10時5分。今日はクーもとりあえず歩けるところまで歩かそうと、身支度を整えて出発したのが10時18分だった。舗装された御嶽神社の参道を2人と2匹は順調に歩き始めたが、案の定クーは御岳山との分岐を過ぎて日の出山方面ーの下りに入ったところで歩くのを拒否、予定通りお母さんのカンガルー袋に収まった。雪解けでグチャグチャの登山道を行くと、先行しているパーティーが何組もいた。ヨーゼフの脚はもうかなり黒くなってしまったが、
行く手に人が見えると追い越さなくては気が済まないらしく、相変わらず4輪駆動で快調なペースで進んで行く。途中、雰囲気の良さそうな?山水荘という料理屋の前を通った時は今度ここに食べに来たいななんて思いながらヨーゼフのペースに付いて行くと大した登りもなく、やや急な木段を登りきると東雲山荘に着き、ここから木段十段ぐらいで山頂に到着した。山頂もかなりの人で混雑していた。場所を確保してぽかぽか陽気のもとで待ちに待ったランチタイム。今日は急いで出てきたので朝飯を食べてきていなく、ここまで何も食べていない。唯一、朝食べてきたのはクーだけ。
彼はどんな時でも食べることが何にも優先する良い性格をしている。新宿のビル群までは見通せなかったが、かなり眺望が効いた。六石山の先には頭を真っ白にした鷹巣山もちょこんと見え、目の前には1月に登った大岳山が特徴のある頂を見せていた。ヨーゼフもクーも人が一杯でなんか興奮しているようだった。久しぶりに暖かかったので、のんびり食後のコーヒーを飲んだり、写真を撮ったりしていたらいつの間にか12時を過ぎていた。2時ごろには梅林に行きたかったので、出発することにした。山頂直下は杉の木立で陽が当たらず道が凍っていた。さらに最初はやや急だったので珍しく転んでしまった。でも右手はしっかり庇っていました。
なぜなら、右手に持っていたデジカメは昨日買い換えたばかりの新品だったからです。3分ぐらい経った頃、今度はお母さんがお尻で滑っていました。夫唱婦随とはこのことか?と今更ながらに思った瞬間でした。あとはなだらかな山道を下り、無線中継所付近の舗装された林道を横切るころから、クーもカンガルー袋から這い出し、自分の足で歩き始めた。しばらく歩き三室山を分からないうちに過ぎ、琴平神社を過ぎた辺りから道に段差が出てきたので再びクーはカンガルー袋に収まった。ゴルフ場の横を通り、クラブハウスからは舗装道路になり、梅の公園は目と鼻の先だ。梅の公園はこれまた人・人・人。私達もここで饅頭を食べながら、暫し梅を楽しんで駅へ向かった。家には5時前に着き、ヨーゼフとクーはそのまま風呂場に直行、監禁されてしまった。5分以内には二人とも私に体中を泡だらけにされた事は言うまでもない。
山名 : 三毳山 229m |
山行日 : 2003年3月29日
|
ポイント |
到着時間 |
出発時間 |
区間時間 |
休憩時間 |
経過時間 |
みかも公園南駐車場 |
- |
9:28 |
- |
- |
- |
三毳神社 |
9:49 |
9:53 |
0:21 |
0:04 |
0:21 |
中岳 |
10:06 |
10:13 |
0:13 |
0:07 |
0:38 |
青竜ヶ岳 |
10:59 |
11:04 |
0:46 |
0:05 |
1:31 |
東屋(花の公園分岐) |
11:30 |
12:00 |
0:26 |
0:30 |
2:02 |
カタクリの園 |
12:40 |
13:03 |
0:40 |
0:23 |
3:12 |
南駐車場 |
13:54 |
- |
0:51 |
- |
4:26 |
合 計 時 間 |
3時間17分 |
1時間09分 |
4時間26分 |
今回は佐野厄除け大師で有名な、栃木県佐野市にある三毳山に行った。三毳山は300mに満たない低山で、山容も北と南にピークを持つやや細長く、山というより丘陵の趣だ。7時に家を出発、外環は使わず直接東北道の久喜インターへ向かった。久喜から佐野藤岡までは20分足らず、みかも山公園には9時過ぎには着いた。まだ駐車場はガラガラだった。早速身支度してスタート。今日はクーも一緒に歩く予定だ。先ず最初の問題は駐車場からの階段だったが、これは難なくクリアした。おっ、今日はいけるぞ!天気はまだ曇り空だが午後に向かって晴れるとの予報だ。
2、3組のパーティーと前後して、最初のピーク、三毳神社までの山道に入った。これが結構急登、山の雰囲気を味合わせてくれる。公園内を巡っている舗装道路を2回横切ると、神社への急階段が待っていた。これは最初からきつかった。Tシャツ一枚で汗をかきかき、やっとこ登った。神社と言っても小さい祠が建っているだけで、立派なものを想像していたので何だこんなものかと思ってしまった。ここから一旦下がって中岳への登りになる。以降ずっと尾根歩きになる。途中ハンググライダーの飛び立つ場所を横に見て、登りきったところが標高209m地点の中岳山頂。狭い上に人が次々に来るので写真を撮るのも忙しい。中岳からは急な下りを10分ぐらい、また舗装道路を横切り山道に入り登り、下るとまたまた舗装道路を横断したところが三毳の関。大勢の人が休んでいた。その中を我々2人と2匹は堂々と行進していく。クーも休み休みではあるが元気に歩いている。ヨーゼフもクーもすれ違う人たちに「可愛いね」、「えらいね、頑張ってるね」などと誉められて気分を良くしている。天気も晴れてきてハイキング日和になってきた。ハイカーもかなりの人出になってきた、バスで来たらしい20人以上のパーティーにも沢山行き交った。
三毳の関からは30分ぐらいで最高点の青竜ヶ岳に着くが、最後はちょっとした急登だった。山頂はパラボラアンテナの設置工事の最中で、入場制限(?)をしていた。一応頂上を極めたので、いよいよカタクリの群生しているカタクリの里へ向かうことにした。ここで地図を見なかったのが大誤算となったが、ここではまだ気付いていなかった。今来た道を元気良く下り、途中分岐点があったので、さてカタクリの里はどこかなと、ヨーゼフやクーには相談できないので、カミさんとどの道を行けば良いのか思案した。ここの道標には今登って来た青竜ヶ岳方面に『佐野カタクリの里』
となっている。カミさんはちょうど3年前ここに来ている。カミさんの頭には三毳山のカタクリの里がインプットされていて、『佐野カタクリの里』は違う場所だと思っていた。そこでやっと地図の出番となった。あれっ、カタクリの里はそこしかない。という事はまた登り返さなくてはならない。「何だよ、向こう側に下りなきゃダメだったんじゃないか」と私。「だから頂上で地図を見ようと言ったじゃない」とカミさん。結局もう一度登るのは嫌な私がそのまま戻ることに決め、三毳の関に向かって歩き始めて論争は終結した。コース図を見たときに私の視野の隅にもう一箇所
規模は小さいが『カタクリの園』があるのを捉えていたのだ。三毳の関のひとつ前の東屋で静かな昼食をとったが、いつもより全然少ない昼食時間で出発。三毳の関から中岳には向かわず左に道をとり、『カタクリの園』へ向かった。一旦下り、木道を登るとありました!やっとカタクリの可憐な花と出会うことができました。十分堪能してそろそろ帰ることにした。もう一度中岳に向かい登り、中岳直下で左に道を取り下降した。この道は人がほとんどいなく、途中、満開の彼岸桜や山肌に咲くカタクリを愛で、道端に咲く可憐なスミレを写真に収めながら南駐車場に戻った。 三毳山は公園内を走る3両編成の何とかトレイン用の舗装道路やハイキングコースが縦横無尽に走り、良く整備されていた。また尾根を歩くので見晴らしも良かった。クーも今回は階段状の急なところ以外は歩き通した。今回は登ったことにしていいだろう。初登攀おめでとう、クー。
帰途、今回のもう一つの目的を達成するため佐野の市街地まで行って、「大ちゃんラーメン」で佐野ラーメンと餃子を食べてきた。さっぱりした味で美味しかった。
山行記のページへ トップページへ
|