メイちゃんが7月28日、朝早く天国へ旅立ちました。
ヨーゼフとクーの待つ天国へ。
以前から掛かりつけの医師には聴診器を当てられ「メイちゃん、ちょっと雑音が聞こえるね。注意してないと」と言われてましたが、ヨーゼフと同じ「僧帽弁閉鎖不全症」を発症するとは。
6月27日、いつものクリニックに心臓の専門医が来ました。クリニックの医師と約束してたので、診察を受けると、そう診断されました。
メイはここ1年程は胃腸も調子良くなく、下痢が多く最近は先生に「腸管が太くなり、蠕動運動が弱くなっている」と言われてました。食事を変えたり、薬も多く飲んでいました。ですが、少し良くなっても
また元に戻るといった事を繰り返していました。
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つまらないなぁ~ 2010/05/11 |
メイは我が家で初めてペットショップから連れ帰った犬です。ヨーゼフとクーは娘からもらったのでそういう意味では初めての我が家の仔です。その時のことは鮮明に覚えています。2010年5月7日、ヨーゼフたちの買い物でペットショップへ行った時の事です。サークルの中にいた元気なマルチーズの仔を抱いたとたん、私の腕の中に顔を突っ込んでジッとしてたメイでした。以前、欲しいと思った仔が一週間後もいたら飼おうと決めて一週間後店に行ったら、もういなかったことがあり、今度は即決定し家に連れて帰ったいきさつがあります。
家に連れて帰ると先ずは居場所の設定です。金属製のケージを用意しました。ケージはその後木製に代り、その後再び金属製に代りました。
名前はマルチーズなのでマルちゃんにしました。しかし、いかにも安易につけすぎたので熟慮の結果5月に我が家の一員になったのでメイちゃんに改名しました。これも安易と言えばそうですが。
メイは基本的にはビビリやですが、大胆な一面もありました。寝姿なんてその最たるものです。
高恐怖症は(おかーさんの肩でも)ビビリの典型と言えます。
ヨーゼフもクーも、特にヨーゼフはほぼOKです。クーはチョットダメな時もありますが、メイ程ひどくはありませせんでした。二人とも山登りで慣れてましたから。そこへ行くとメイは登山はほとんどしてません。数えるほどです。それは私のせいでもあります。メイが来た2010年から山行きは極端に減りました。年間10回も行ってません。
更に泊りがけの旅行自体も、特にヨーゼフが天国へ逝ってしまってからはまったく行ってません。
ですからメイには旅行の楽しみは、ほとんど経験ありません。
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サンダルおもしろいなぁ~ 2010/05/11 |
それは私もメイと旅行先で泊まる楽しみが僅かしかなかったことになるのです。
それが悔いの残るところです。
メイは2010年ですから2014年に亡くなったヨーゼフとは3年半しか一緒ではなかったことになります。クーとは2019年1月まで一緒でしたからヨーゼフよりクーの影響が強かったかもしれません。両方とも我が道を行くタイプでしたから、似た者同士的なところがありました。
メイが寝ている鼻先を平気で通るクー。その時メイは小さくでしたがたまに唸っていました。でもそんなことは関係ないとクー。
反対にクーの晩年にはクーの鼻先を堂々と通っていたメイ。
でもやっぱりクーには先輩としての有利さがあったのでしょう。
メイは食事にはうるさかったのですが、食べるのも早かった。クーもそこは負けてません。両者ほぼ一緒に食べ終わります。するとメイはクーの食器が気になるのですが、先にその場を離れてしまいます。
クーはと言うと毎度お馴染みメイの食器も残っていないか点検します。何も残ってはいませんが・・・
私はメイに咬まれたことが2度ほど記憶にあります。それは食事のとき、頭に触れた
時、もう一度はクレートに手を入れた時。両方ともメイの世界に踏み込んでしまったのでしょう。
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河口湖畔の天上山に行きました2010/06/11
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メイは残念だけど山にも泊りがけの旅行にもあまり連れて行ってあげられなかった。
それが一番私にとって悔いの残るところ、とても残念です。
数少ない山の想いでとしては、初めて連れてったのは御坂山塊の「釈迦ヶ岳」をそれまでと違い、日向坂峠(ドンベエ峠)から登る予定でしたが、結局この日は登るのを断念しました。理由はワンたちに使う虫除けの防虫スプレーを忘れたためでした。それも山支度を終えて気付きました。
そのまま帰ろうかと思いましたが、メイの初めての遠出だったので、この年3月に開通した「若彦トンネル」を抜けて河口湖へ出て帰ることにしました。河口湖を北岸から周り「道の駅かつやま」の前の「小海公園」により、昔「三つ峠(三つ峠山とも)」からの下山に通った、ゴンドラに乗って天上山(かちかち山)に行ってみる事にした。これは山登りとは言えないが、初めてのメイには立派な山歩きではありました。
そんなわけで、メイにとっての山登りは2010年7月18日の「入笠山」が初めてでした。
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天上山々頂で 2010/06/11 |
それまでよく車酔いをしていたけど、この時は長時間だったけど平気でした。これ以降はだいぶ慣れたようでした。
それまでとは違い、ゴンドラは利用せず車で大阿原湿原駐車場まで入りました。
登山口まで20分ぐらい林道を歩き、登山口からは30分弱の山登りだったけど、メイには新鮮な経験だったでしょう。下山後は大原湿原を一周して、木道歩きでをこれも楽しい散歩でした。
この年(2010年)はこの他に「高尾山」、奥多摩の「白岩の滝」に行きました。
その他市内の「北山公園」、「小菅川」の釣り、「狭山湖」や「奥多摩川」へ川遊びなど行きました。
どの場所でもヨーゼフとクーに付いて行きました。
9月、10月、11月には我が家定番の「昭和記念公園」デビューも果たしました。
冬12月には、風が強くて寒く日に三浦半島の「城ヶ島公園」にも出掛けました。
この日の風はホントに酷く、ヨーゼフとクーはベンチの上での撮影には両耳が顔に掛かり大変そうでした。メイは初心者なので撮影はしませんでした。お蔭で被害は免れました。
翌2011年は2月の完全結氷した「払沢の滝」へ。長瀞アルプスから「宝登山」へ縦走しました。
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メイ初登山「入笠山」山頂で 2010/07/18 |
節分には鬼の被り物、トラのパンツ、チョンマゲの被り物と初めての物がありました。メイには迷惑でしたけど。
6月には更にメイにとって初めての海、江ノ島に行きました。それも船に乗って。船はヨーゼフクーも初めての事でした。江ノ島から稲村ケ崎、鎌倉と回りました。もうこの頃は三匹並ぶとメイが一番大きくなりました。
6月には那須連山に行きました。
今回は「茶臼岳」は過去登っているので、那須連山の最高峰「三本槍岳」を目指しました。
初心者のメイちゃんのみならず道中長いので私も体力が持つか自信がない。
「朝日岳」の肩の稜線に着く、直前に鎖の付いた急斜面と岩がゴロゴロしたガレ場があるが。ヨーゼフはもちろんメイも若さでグイグイ上る。クーちゃんは残念だが脚が短いのでスリングに退避。稜線上の最高点、「熊見曾根」から急こう配を下ったところが木道が敷かれた「清水平」だ。ここで昼食。
メイも山中での食事は2度目。普段お昼は食べないし、運動したし、山での食事は犬でも楽しい。
結局この時点でお昼過ぎ、時間を考えてここから引き返すことにした。残念だが仕方ない。
この日はメイにとって大きな経験をしました。それは初めてのペンションでのお泊りです。
他にチワワを連れた泊り客がいたけど、ヨーゼフはもちろんクーもメイもおとなしくしてました。
ヨーゼフとクーは家でもおかーさんと寝ていますが、メイはケージで寝ています。ここでは狭いけど
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「入笠山」山頂、岩の上怖い 2010/07/18 |
クレートで静かに寝てました。初めてのお泊り満点でした。メイはまだ体力がありましたが。
8月には信州へ3泊4日の旅行に行きました。「奈良井宿」、「乗鞍高原」のペンションに2泊、諏訪湖を見て、「霧ヶ峰」姫木平のペンションに泊って「仏岩」に登りました。
「昭和記念公園」や「狭山湖」、「北山公園」、「野山北・六道公園」などは四季折々に出掛けてました。
2012年1月には初雪が降り、少し積もりました。メイは初めての雪で匂いを嗅いだり興味津々の様子でした。ヨーゼフとクーはすぐ家の中に戻ってしまいました。昔は面白がっていたけど、今は寒がりなってしまいました。
4月にはやっと見ごろになった青梅の「吉野梅郷」へ梅見に、3日後には府中市にある「府中の公園」と福島の「三春の滝桜」の桜を見に行きました。
話には聞いてましたが、三春の滝桜は聞きしに勝る大樹で、それは見事でした。
帰りは奥塩原の「ホテルフォレスタ」に泊りました。メイはここでも「良い子にしてました」と2012年4月30日の旅行記には記してありました。
6月は「茅ヶ崎海岸」に、7月には箱根の「強羅公園」であそびました。茅ヶ崎でメイは波うち際まで行くのですが、波が来るとを怖がってすぐ戻っていました。
8月には白馬・岩岳へ孫の桜も連れて2泊三日の旅行に行きました。お盆過ぎだったので、泊ったペンションは私たちだけ。のんびりできました。メイたちも家にいるような気分だったでしょう。
私たちも昔、若い頃よくスキーに行ったので懐かしさを感じました。
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「昭和記念公園」デビュー 2010/09/11 |
2013年1月27日はメイの3歳の誕生日ですが、2012年の10月から12月末まで、奥塩原の「ハンターマウンテン」に旅行した時、おかーさんが怪我で塩原の病院に入院してました。その間メイは桜の家で暮らしてました。桜はメイを可愛がってくれました。それでもメイは心細かったことでしょう。
おかーさんが12月に退院できたので、延び延びになってたクー(11/14)とヨーゼフ(1/08)と合わせて誕生日のお祝いをしました。皆と一緒になってメイも嬉しかったことでしょう。
3月には前から気になっていた「越生梅林」に梅を見に行きました。でも青梅の「吉野梅郷」の方が大規模と記録してました。
3月には一泊で「那須高原」にに行きました。盛期の「シロヤシオ」を観てきました。この時は桜も一緒で、「那須動物王国」でカビパラやアルパカと合って来ました。
5月には「箱根」に行き、一日目は「大涌谷」へ行き温泉で茹でた「黒卵」をおとーさんとおかーさんは食べていたけど、ボク達にはくれませんでした。芸人のウド○○が撮影していて、おかーさんが絡まれていました。二日目は「箱根関所跡」を見学しました。今度の旅行ではメイちゃんが車酔いしてしまいました。まだワインディングロードはメイにはキツイ道でした。でもペンションには広いドッグランがあり、我が家の3兄弟が貸し切り状態で使用できて、それはそれで大いに楽しめました。
8月には22日~24日の2泊3日で久し振りの裏磐梯へ行きました。1日目はペンションへ行く前に「吾妻小富士」に登って来ました。ヨーゼフとクーはスリングに避難したケースがありましたが、メイは若さで歩き通しました。ヤッタネ! メイちゃん。
二日目は一日中雨に降られてしまいました。でも、おとーさんの目的の一つだったSio-Yaの「会津山塩ラーメン」を食べて満足してました。
最終日は「グランデコ」の山頂で渡りの蝶「アサギマダラ」に逢って来ました。台湾からも海を渡ってくる蝶で知られています。
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長瀞岩畳で(おかーさん寝てるよ)2010/10/11 |
10月には一泊で「清里」に遊びに行きました。この旅行ではバロンと栄さんが一緒に行きました。バロンにとっては初めての旅行でした。往きは中央高速で、帰りは佐久に出て関越道で帰宅しました。
4匹を連れての朝夕の散歩は楽しかったです。
我が家の広大な庭?「国営昭和記念公園」は今年も4、5回行ってます。
メイたちも土と草の上を歩いて匂いを嗅いだり人のいない所では走り回ってます。原っぱや丘もあり、メイたちには絶好の場所です。メイもこの頃では、単独や並んでの撮影にもだいぶ慣れてきました。
2014年1月31日(金)、この日も昭和記念公園に行きました。「セツブンソウ」や「スノードロップ」、「フクジュソウ」たちと出会いを楽しみました。
でもこの夜、我が家にとって大変なことが起きました。それは昭和記念公園から帰宅後、シャワーを浴びた後、ヨーゼフが咳をし始めたんです。ずっと続いた訳ではありませんでしたが、何か変なので掛かりつけの動物クリニックに行きました。そこでの所見では心臓から雑音が聞こえるとの事だった。この日は応急処置出して、翌日精密検査をすることに。
2014年2月1日(土)、ヨーゼフに下された診断結果は「僧帽弁閉鎖不全症」。今まで聞いたことのない病名だった。医者から詳しく聞いて大変な病気なことが分かりました。治らない病気。この病気が、7年後にメイも同じ病に侵されるとは。不運なめぐり合わせにガックリ!
それから3ヶ月、5月6日にヨーゼフは天国へ旅立ちました。
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城ヶ島へ行きました 2010/12/26 |
2月には湘南へ、4月には所沢市の航空公園へ花見に行きました。ヨーゼフが病気で寝てばかりで元気がないので少しは元気になって欲しいと、連れて行きました。車ではおかーさんが抱いて、歩きはスリングにいれて回りました。
ヨーゼフが亡くなり寂しさに包まれる我が家。12年一緒だったクーの元気がないのでヨーゼフと良く行った「昭和記念公園」に行ってみました。犬にそういう感情があるのか分かりませんが私たちにはそう感じとれていたのです。メイは持ち前の明るさでそんな感じはしません、みんなの原っぱで走って少しは気が晴れたかもしれません。
8月には「御岳山」で「レンゲショウマ」を鑑賞。ついでに「大塚山」と「日の出山」に登って来ました。
メイは疲れを見せませんでしたが。おとーさんとクーはバテバテでした。
2015年には1月5日に「子ノ権現」へ桜と豪琉を連れて行きました。子の権現は足腰の神仏で天龍寺という山寺です。駐車場からは山門をくぐり境内へ登って行きます。境内へ入ると人間より大きなわらじが目に入ります。メイとクーは元気イッパイ先頭を歩いて行きます。それに続くのは桜と豪琉。
25日には「岩殿山」を登って来ました。半年ぶりの山歩き。でもコースタイムの倍も掛かりクーはスリングの中へ、若いメイには物足りなかったことでしょう。もう山は無理と思いました。
2月には奥秩父の「三十槌の氷柱」で天然ツララを見てきました。それは見事でした。メイとクーは肩掛け式のキャリングバッグに入って見て回りました。でも駐車場(川より高いとこにある)の寒暖計は4度を示していました。
7月は「榛名山」に行きました。ロープウエーに乗り山頂駅へ後は10分ぐらいでホントの山頂へ。メイとクーももちろん歩きました。
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全面凍結した「払沢の滝」へ 2011/02/01 |
9月にはバロンを1ヵ月ほど我が家に預かっていたので、「日和田山」に一緒に登り、下山後は巾着田へ「曼珠沙華」を見に行きましたが、もうほとんど終わっていました。日和田山は低山ですが、みんな元気に登りました。特にメイは一番元気でした。
11月に群馬県水上の「諏訪峡」へ、12月には千葉県の「養老渓谷」へ行きました。
諏訪峡ではメイが遊歩道に付けられた小さな階段から落ちた時、爪を剥がしてしまいました。
急いでハンカチを巻いて応急処置をしました。もちろん帰宅後クリニックへ連れて行きました。
メイにとって初めての怪我で心配しましたけど大事には至りませんでした。
養老渓谷の滝は幅広ではありましたが、高さはなく期待したほどではありませんでした。
2016年になると以前から一度行ってみたかった静岡県間「薩埵峠」と「三保の松原」に行ってみました。「さった峠」は東名高速・清水インターから東海道を少し戻ります。ここから見る富士山は広重の描いた東海道五十三次と景色が変わらない場所と言われてます。まさにそのとおりでした。
さった峠から下りて近くの「三保の松原」に行きました.。「天女」が羽衣を松にかけて忘れたと言う羽衣伝説のある所です。メイたちに久し振りの海を見せてあげました。ここからの富士山もきれいでした。
2016年2月に秩父の「宝登山」へ行きました。ロープウエーにで山頂まで行きました。山頂では真っ盛りのロウバイを見てきました。
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「宝登山」に行きました 2011/02/05 |
4月にはこれも真っ盛りの「芝桜」を見に秩父の「羊山公園」に行きました。今までで最高の芝桜でした。5月にはこれも一度行きたかった「等々力渓谷」へ。都内(23区内)で唯一の渓谷です。渓谷と名乗るには?ですが、谷沢川に沿って平坦な遊歩道を約1Km散策します。我が家は往復しました。メイたちは思いもしなかった散歩で楽しかったでしょう。
5月には「六道山公園」まで散策しました。六道公園にはほぼ1年ぶりに訪れました。心配だったクーちゃんもおかーさんとメイに遅れながらも元気に歩き通しました。これは嬉しかったです。
明けて2017年の1月1日、初詣は江の島へ行きました。大変な混雑で、メイとクーは私たちのスリングの中に避難しました。やっと空いてきた時間を除き、この日は一日中スリングの中で過しました。
でもスリングに慣れていないメイは中で足を突っ張っていました。
1月27には、メイの7歳の誕生日です。誕生日のご馳走を前にしてもちゃんとお座りして待っています。あのヤンチャなメイも成長しました。8歳年上のクーは最近、衰えが見えてきました。この日の日記にはこう書いてありました。「最近メイはソファの上など自分の好きな場所を占めています。たまにクーに退かされていますが、それはクーも譲れないところがあるのでしょう。」
2月には一昨年行った「三十槌の氷柱」に再び行ってきました。
4月には「国営ひたち海浜公園」へ「ネモフィラ」を見に行きました。丘いっぱいに咲いたライトブルーのネモフィラは送還でした。この日はクーちゃんがペットカートデビューした日でした。
5月の子どもの日には山梨県の「小菅川」へ釣り&バーベキューに行きました。バーベキューはともかく、釣りはメイとクーには退屈だったでしょう。でもうちの子にだったら何でもやらなきゃね。
17日には「秩父ミューズパーク」へ「シャクナゲ」を見に行きました。山に行かなくなった私には見る機会が無くなった花です。久し振りにシャクナゲを見てご機嫌なおとーさんでした。メイたち付き合ってくれてありがとう。
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「六道山公園」デビュー 2011/04/10 |
6月にはあきる野市に「南沢あじさい山」に行き山の斜面いっぱいの紫陽花を堪能して来ました。
続いて8月には秩父と甲斐を結ぶ「秩父往還(彩甲斐街道)」にある、「雁坂トンネル」を通って来ました。秩父から塩山に抜ける大動脈(甲州街道の裏街道)を走って来ました。でもメイたちにはこんな話は関係ないね。
11月には「柳沢峠」と「府中の森公園」へ紅葉を見に行きました。でも柳沢峠は紅葉より黄葉が多めでした。
18年は先ず1月に「宝登山」へロウバイを見に。クーちゃんは歩くのがきついので帰りの一部を除きスリングで移動しました。
少し間が空いて5月には埼玉県にある「秩父高原牧場」のポピーを見に行きました。いつもの昭和記念公園に負けないほどの規模でした。この日クーを抱いてる間、メイは初めてのカート乗りをしました。楽だったのか。いつもクーが乗っているので、乗りたかったのか満足気でした。
9月6日とチョット盛りを過ぎてしまいましたが、茨城県筑西市の「ひまわりフェスティバル」へ。
他はどこもペットはNGだった。「道の駅しもつま」に寄って帰宅しました。
11月には御岳の「大塚山」行きました。コースタイム1時間弱の短時間ですが、クーはスリングで。
山頂でクーを少し歩かせてあげました。土や落ち葉の匂い嗅いで、昔ヨーゼフと来た時を思い出していたのかも知れません。
結局この時がクーにとって自分で歩いた最後の時だったのでした。
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トリミングに行きました 2011/05/02
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翌年2019年1月22日、クーちゃんは天国へ旅立ちました。
メイちゃんはたった一人になってしまいました。もうヨゼ兄ちゃんやクー兄ちゃんはいないのです。
2019年5月には三頭山の登山に向けて足ならしに「八国山」へ家から歩いて行きました。もちろんメイも一緒に行きました。これは私とメイの足ならしでした。メイはまったく問題なしでしたが、私は不安が残る結果になりました。
8月26日、この年3度目の「昭和記念公園」へ行きました。最近出掛けることが少なく、メイは家で寝てることが多く運動不足気味です。その解消のためみんなの原っぱで走らせてあげたいと思いました。道路が熱いので移動はカートでしました。メイはカートが大好きです。
10月16日に「野山北~六道公園」を歩いて来ました。あれほど嫌だったストックを両手に持って。
この2週間前にも出掛けたのですが、蚊の大襲撃を受けてあえなく直ぐに退却してます。
今回は何とか往復して来ましたが、どうでしょう。11月14日には「三頭山」に行く予定です。
11月14日、いよいよ「三頭山」に登る予定の日です。懐かしい「都民の森」の駐車場。今はジムニーから交代したハスラーを空いていたいつもの場所に止めます。メイは登山は初心者ですが、余裕の表情です。支度をしていよいよ出発。最初の登りがきつい。最初の休憩ポイント「鞘口峠」ここまでで私の眩暈が治りません。あとをおかーさんとメイに託しました。メイはたくましく登って行きました。
12時35分(帰宅後撮影時間で確認)、メイ三頭山に初登頂。これでヨーゼフやクーと一緒になりました。私が登っことと同じ喜びでした。
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「江の島」に行きました 2011/06/10
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開けて2020年1月22日、クーちゃんの命日に我が家の思い出が詰まった「昭和記念公園」に出掛けました。
最近元気がないメイに元気を取り戻してほしい気持ちで連れ出しました。メイにはヨーゼフも診察してもらった「日本獣医生命科学大学付属動物医療センター」で誕生日(1/27)に診察してもらう事になっています。
1月27日はメイの10歳の誕生日。メイの主治医にお肉は鳥の胸肉と指示されています。ですのでおやつもそれになります。ヨーゼフの時からの我が家の伝統、ビーフステーキは食べさせられません。それがメイにはかわいそうではあります。
この日は夜の誕生日のお祝いの他、午前9時から「日獣」の診察があります。診察は2時間掛かりました。診察の結果、所見は掛かりつけの医師と変わりませんでした。一番心配だった脾臓の血液の固まり。次に心臓の雑音。下痢の症状など。
すべて今すぐ手術などはしないでもいい。
当面掛かりつけの医師の指示に従ってくださいとの事でした。
とりあえずは深刻な状況ではないとの事でおかーさんと二人で安心しましたが。
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「滝山城址」に行きました 2011/04/07 |
3月には青梅の「吉野梅郷・梅の公園」へ2012年3月以来8年ぶりに行きました。メイは2回目の吉野梅郷です。梅はまだまだ往時の規模も樹木の大くありません。でもいつかは昔のような光景を見せてくれるでしょう。実を言うと、青梅は私の生れた故郷なのです。
あいだが空いた11月12日、「大岳山」に登りました。と言っても我が家を代表しておかーさんが登りました。前年の三頭山にはメイも登頂しましたが、今回は私と留守番です。大岳山の山頂にはヨーゼフとクーを一緒にして来ました。
11月までの間、「北山公園」、「野山北公園」、「府中公園」、「武蔵野公園」、「昭和記念公園」、「六道山公園」などあっちこっち出掛けました。昭和記念公園では「サギソウ」などを見に行きました。
ついに2021年です。
1月27日には誕生日を迎え、メイは11歳になりました。でも昨年から体調があまり良くありません。
2月には「宝登山」へロウバイを見に行きました。切り株の上に乗ったりして写真を撮ったりしました。
4月には「狭山湖」で花見をしました。メイはここでも切り株に乗って写真を撮りました。最近は慣れたのか、ジッとしていられるようになりました。桜は満開で大勢の花見客が来ていました。
5月30日には市内「北山公園」に行きました。当初は八国山を歩く予定でしたが、線路際の閉鎖されていて通れず中止しして公園内を散策しました。菖蒲もいつもの半分ぐらいは際いました。でも残念なことにメイは紫陽花の前で撮った1枚しかありませんでした。メイには謝りましたけど、とても残念でした。北山公園は結果的にこの日がメイにとって最後になてしまいました。
6月10日、メイにとっての最後の「昭和記念公園」になりました。今回はみんなの原っぱでは遊びませんでした。メイが楽しく走る姿はもう見ることはできません。とても悲しい事です。
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「那須岳」に行きました2011/06/15
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6月に入り、メイの体調はあまり良くなってはいません。下痢をしますが、薬を変えたりして朝の散歩の時、普通のウンチをしてくれた時は良かったと喜び、下痢の時は気持ちが落ち込みました。
ただ散歩の時や、出掛ける時は(もう1年ほどはクレートは使わず、おかーさんが抱いてました)喜んでいました。
6月27日(日曜日)、いつものクリニックに心臓の専門医が来る日なので診察を受けた。そこで下された診断は「僧帽弁閉鎖不全症」。恐れていた結果でした。ヨーゼフと同じ病気になってしまったのです。
医師は「今は良い薬があるので、暫くは薬で様子を見ることに。」ただ、心臓がやや大きくなっていると言われ、ヨーゼフの時と同じように激しい運動はさせないようにと言われた。
7月に入ると、4回ほど医者に行きましたが普段家にいるときは寝ていることが多かったです。
暑い日が多く、夕方の散歩では(おかーさん役割)何度か抱っこすることがありました。
元気のない日もありましたが、この月は6月より元気が出てきました。
7月25日(日曜日)この日も心臓の先生が来る日でした。朝連れってて昼過ぎに迎えに行きました。
診察の結果、「心臓が6月の時より少し小さくなっている」と言われた。これは良い兆候でやはり薬が効いているのだろうと安心しました。この日もメイは元気で帰宅しました。
26日は30度を超す暑い日でしたが、特に何事もなく平穏に一日を過しました。
27日は朝の散歩も元気よくしました。朝食も完食し、薬も全部食べてくれました。
この日は気温も30度を下回り、相変わらず昼間は私とゴロゴロしてました。
食欲は旺盛で夕食も台所の前で待っいる以前のスタイル調子よくになっていました。夕食も完食しました。食後もおやつのボーロをいつもより食べ、以前に戻ったかのようで私たちを安心させてくれました。
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木曽「奈良井宿」に行きました 2011/08/24
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しかしそれはつかの間のことでした。
夕食後2,3時間経ったころ、メイは食べたものを突然吐いてしまった。
吐いてしまうことはメイの日常ではままあることではありますが、特にメイは体質なのか、小さい頃からヨーゼフやクーたちよりはよく吐いてました。
でもメイの現状を思うと放ってはおけません。ですが、クリニックはもうやっている時間ではありませんでした。
そのうちというような小さい声でク~ンと鳴いてる様な気がしました。
何か悲しそうな声に聞こえたので、これはおかしい思い、昔いつものクリニックに夜緊急に必用だったら行ってみてと教えてもらっていた「動物夜間救急医療センター」へ行くことにした。
そう決めれば急いでと電話で容態などを伝えて9時過ぎに家を出ました。
救急病院へは10時過ぎに着きました。いつものクリニックにワクチンは見合わせていたので、診療所内に入る前に簡単な聞き取りがありました。コロナ禍なので付き添いは一人だけで、おかーさんが付き添って行きました。
1時間強の診察を終えてメイがおかーさんに抱っこされて出てきました。
メイは以外と元気で、診療所内でも元気にしていたとの事。医師も診療所についた時点より落ち着いて良くなっているとの事。何れにしても明日は掛かりつけの病院に連れて行きなさいと言われました。家に帰ったのは1時ごろになってました。少し元気になったので私たちも少しホッとしました。
それがぬか喜びになってしまいました。
帰宅後、メイは少し寝ては起きてを繰り返しました。少し寝ては場所を変えて横になり、手をガリガリしてました。
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北山公園の一コマ 2011/06/05
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(ここからはおかーさんの記述です)4時過ぎに布団をめくり血を吐きました。
そのあと5時過ぎに階下へ連れて下ろすとケージ内の自分のベッドやマットに寝ていました。
7時過ぎ、おしっこシートに行き、しばらくガリガリして寝ましたが、そのうち気になり見たら血を吐いて目覚めることのない眠りについてしまいました。
おかーさんがメイを抱いて2階に来て、知ったメイの最後でした。
私も4時ごろまでは寝つけず目覚めてはいましたが、あまりにも突然のことで、なかなか事態を理解できませんでした。
メイはこうして突然私たちの前から天国へ旅立ってしまいました。
マイペースでヤンチャだったなメイらしいと言えばそうですが。私に「メイちゃん今までありがとう。さようなら」も言わせてくれなかったメイ。
本当に悲しいことです。涙が止まりません。
思い返すとメイはこんな子でした.
2010年5月7日、吉野メイになりました。
我が家にとって、ペットショップから連れ帰った初めての子でした。ヨーゼフとクーは娘夫婦からのプレゼントでした。
メイは臆病な子でした。成長につれ、マイペースな感じになりましたが。
基本的には臆病な性格は変わることはありませんでした。クーの晩年には目の前を平気で横切りもしていました
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乗鞍高原・番所大滝にて 2011/08/24 |
友達もどんな犬でも良いという訳ではありませんでした。毎朝の散歩で出会う犬たちもそうで、特に仲が良かったのはイタリアンハウンドのピース君。最近は会えなくなったけど、トイプードルのあずきちゃん。シーズーのかりんちゃんとシーズーのミックス、チェリーちゃん。ダックスのミックスきなこちゃん。こうしてみるとみんな小さい子たちです。大きな犬は苦手で、吠えたり、避けたりしてました。
その中でも一番仲が良かったのはピース君でした。遠くにいても、そばに来るまで待っていました。
家でもヨーゼフとクーの先輩犬(8歳年上)がいましたから、やっぱり遠慮はあったとは思います。
我が家ではヨーゼフ、クーを優先する空気がありました。例えば夜寝る時もヨーゼフとクーはおかーさんの布団で寝ます。でもメイはひとりで1階のケージで寝てました。ヨーゼフとクーも最初はケージに入れたのですが。二人とも一日目に拒否しました。メイはケージで寝ることに全く問題はありませんでした。泊りがけの旅行に行ってもその点は手のかからない子でした。
でも家のケージにしても車に積んだクレートにしてもこれは自分のだという思い強かったです。手を入れようとすると唸っていました。これは警戒心や恐怖心の裏返しだったのかも知れません。それ以降「メイちゃん、出てオイデ」と言葉をかけるようにしました。
あと朝夕の食事もそうでした。食べている時、体を触ったりするとやっぱり唸ってました。でもこれは、おかーさんが見事に治しました。それは毎食ごと辛抱強く頭を撫で続けたのです。その結果唸りは止みました。
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諏訪湖をバックに 2011/08/26
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メイは山登りには、あまり連れていけませんでした。そのせいか体力はそれ程ありませんでした。
もともと山登りさせるような犬種ではありませんが。それから言えばシーズーもそうでしたが、ヨーゼフはどういう訳か山登り大好き犬になりましたけど。
メイはクーみたく分離不安が強い方ではありませんでした。ヨーゼフと同じように「今日はお留守場だよ」と言えば玄関まで後を追うようなことはなかったです。
でもこんな面もありました。それは留守番させて私たちが帰ってくると、我が家の玄関はガラスなのですが、必ず玄関のガラスにくっ付いて早く早くと待っているのです。それが外から見えるのでそれが愛おしく思えたものです。それだけ一人で寂しかったのでしょう。
それと面白い癖は、私が風呂に入っていると、これも風呂場のガラスに顔を付けていることでした。
今はそれらもないので寂しい毎日です。
メイも晩年は体調充分な訳ではありませんでした。
2019年の中ごろから時々下痢をするようになりました。下痢は薬で収まりもしましたが、だんだん回数が増えていきました。食事や薬を変えいろいろ試し、病院も紹介してもらって診てもらいましたが、完全には治りませんでした。
そして2021年6月27日、以前から気になっていた心臓からの雑音が診察の結果、ヨーゼフと同じ「僧帽弁閉鎖不全症」と正式に診断されました。
それからは激しい運動はおろか、朝夕の散歩も無理をさせないよう注意してました。
7月25日、この日も月に1回の心臓の専門医が来る日でした。もちろん予約していたので午前中にクリニックへメイを預け、午後引取りに行きました。専門医は私にこう言いました。「前回より心臓が少し小さくなていますよ」これは良い傾向です。私とおかーさんは少し安心してメイを連れて帰りました。
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「霧ケ峰高原」を散策 2011/08/26
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そして運命の7月27日。
この日は朝の散歩から調子が良く、食欲もあって、おやつもたくさん食べました。
その甲斐なくメイは翌早、朝私たちを残して天国へ逝ってしまいました。
メイにひとこと言わせてもらえれば「メイちゃん何でこんな早く死んじゃったんだよ」と。
ごめんねメイ。愚痴なんか言っちゃって。メイは頑張ったよ。いっぱい頑張ったよ。
メイには感謝しかないよ。おとーさんとおかーさんの子になってくれて。ヨーゼフとクーの兄弟になってくれて。いつかまた逢えたら、巡り合えたら。そう思う日々です。
脳梗塞を発症して以来止まなかった私の眩暈が何故かここしばらく、完全ではありませんが、軽くなったと感じてます。
何故かは分かりませんが、どうもメイが亡くなってからのようです。これははっきりしてます。
考えるに、メイが天国へ持って行ってくれたのかもしれません。
私にはそうとしか思えません。この現象は先日私の掛かりつけの医師にも話しました。もちろん医師は何とも言いませんでした。
でも謎のままでいいんです。誰も信じてくれなくてもいいんです。
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乗鞍高原のペンションで 2011/08/25 |
メイちゃん最後は苦しかったね。辛かったね。もう苦しまなくてもいいんだよ。
今は病気もなく「虹の橋」の草原でヨーゼフ、クーと楽しく走り回って遊んでくださいね。
今まで私たちに癒やしを、楽しさを、11年間一緒に生活してくれておとーさんとおかーさん嬉しかったよ。、
ありがとうメイちゃん。
天国でまた一緒に遊ぼうね。
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