東村山菖蒲まつりと八国山散策

2009/06/07(日)
今年も北山公園の「菖蒲まつり」が始まりました。
北山公園にはいつもなら自転車で行くのですが、今回は「菖蒲まつりを見たあと八国山を歩いてこよう」とのおかーさんの提案に
私も即賛成して我が家から歩きで行くことになりました。地図で計測すると、八国山縦断で約1.6Km。我が家から一周してくると
約6Kmありました。
弁天池公園

我が家から東村山駅に向かい、
西武線を渡って北山公園方面へ
進むと途中に弁天池公園があります。

スイレン

小さな池にはスイレンの花が咲いていました。
菖蒲まつり

畑越しにテントが張られた菖蒲まつり会場が見えます。
うしろの丘が八国山です。
国土地理院の25000分の1で最高点は100mあるのですが、
八国山の資料では89.4mとなっています。
今日はここを左(南西)から右(北東)へ約1.5qの縦走?です。
大勢の人たちが訪れていました。

コンパクトや一眼レフ、携帯電話含めカメラマンもいっぱい!
〜いろいろな菖蒲です〜
〜あじさいの花です〜
クーちゃん、暑さと人ごみで疲れたよ〜
〜花を見終えて、これから八国山へ〜

八国山へ

八国山は8ヶ国の山が見渡せたことから名付けられたといわれ、
明治9年の「狭山之栞」の入間郡久米村の記述には
駿河、相模、信濃、常陸、下野、武蔵、上総、上野が記載
されていたそうです。駿河国の山はもちろん富士山です。
尾根へ向かって

木段を登って尾根道を目指します。
この木段の手前に広場があり、そこでお弁当を食べました。
案内板

300mぐらいで尾根道へ
この地図は南が上になっていました。
「地図に不慣れな方にも見やすいよう、南が上になってます」と
地図の下に注意書きが貼ってありました。
ぽっかり空が
尾根道

この尾根道はクヌギやコナラが多い。
今日は随分人と出会いました。

クーちゃん、どこ行くの?
将軍塚

元弘3年(1333年)、鎌倉攻めのため鎌倉街道を南下した
新田義貞がここに陣を敷いたといわれている。

当時この辺を鎌倉街道上道が南北に走っていた。
現在の府中街道に沿って多摩川を越えていたらしい。

木段

将軍塚からすぐ、この木段を下りると一転、住宅地です。
尾根道に出てから約1.6Km、八国山縦走も終わりです。
久米川古戦場跡

住宅地に出て100mほどで古戦場跡の碑。
新田義貞は小手指(所沢市)、久米川、分倍河原(府中市)と
幕府軍と戦ったらしい。
その伝記が正しいことを証明したのが300mほど先にある
徳蔵寺に保存されている重要文化財の板碑だ。
板碑には新田義貞の部下が死んだ日付と
戦場が記されているからです。

今日は徳蔵寺にも寄って板碑を見てきました。

今回は八国山の西から東へほぼ縦断しました。
家に帰って地図で距離を測ると、思ったより少なくて尾根に出る分を含めても2Kmありませんでした。
でもコースは緑いっぱいで気持ちよく、八国山を下りてからは歴史の勉強にもなって有意義な一日でした。
ヨーゼフとクーも、とても楽しそうでした。クーも元気で一回も抱っこを要求しませんでした。

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