2005年3月の山行記録です
山名:杓子山 1,598m |
2005年3月12日 |
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天気:曇り時々晴れ |
ポイント |
到着時間 |
出発時間 |
区間時間 |
休憩時間 |
総合時間 |
不動の湯 |
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10:50 |
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林道ゲート |
11:16 |
11:16 |
0:26 |
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0:26 |
大ザス峠 |
11:48 |
12:00 |
0:32 |
0:12 |
0:58 |
杓子山 |
12:38 |
13:27 |
0:38 |
0:49 |
1:48 |
大ザス峠 |
13:58 |
14:01 |
0:31 |
0:03 |
3:08 |
林道ゲート |
14:26 |
14:26 |
0:25 |
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3:36 |
不動の湯 |
14:47 |
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0:21 |
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3:57 |
合計時間 |
2時間53分 |
1時間41分 |
4時間37分 |
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山頂から |
今日は東雲ハイキングクラブの3月例会で『杓子山』へ行った。
電車なのでヨーゼフとクーはお留守番。最近良く置いていくので少しは慣れたのか、最初は騒いでいるけど「お留守番だよ」と出て行くときにはおとなしくなって来た。可哀想だけど我慢してもらおう。
富士吉田まではホリデー快速「河口湖1号」で行くので立川発は8時44分。かなり遅いので余裕を持って7時54分に東村山発の国分寺線に乗った。
立川駅に着くと、私は楽しみにしていた駅蕎麦を食べに行った。食後の一服をホームの端の喫煙所で吸い終えて3号車の乗車位置に戻ると、平安夫妻が来ていた。
定刻に電車が来て、乗り込んで車内を見渡すと後ろの方にメンバーの姿が見えた。行ってみるとたった4人しかいなかったので「エーッ」と思った。今回は久し振りに2ケタを割るかなと思ったけど、八王子、大月で各1名、富士吉田で1名合流して、結局11名が参加することになった。
富士吉田駅からはタクシー3台に分乗して「不動の湯」へ向った。
温泉の先、林道が大きく左に曲がるところで工事をしていて残念ながらここでタクシーを降りた。
3台揃ったところでいよいよ出発となったが、カメラを首から提げようと思ってザックの中を見ると何とカメラがない! そう言えば、電車の中で出したのを思い出した。そう、そのまま座席に置き忘れてしまったのです。
ダメだろうとは思ったけどとりあえず終点の河口湖駅に電話した。
「あのー、河口湖1号の車内にカメラを忘れちゃったんですが」と私、「カメラですか、ちょっと大きめの。届いてますよ」と駅の人。ホッと一安心。「今から山登りなので4時ごろには下山するので富士吉田駅に届けて頂けますか」と言うことで幸運にもカメラはあったが、山には持って行かれずとなった。
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雪道を下る |
気を取り直して先に出発したみんなを追って私たちも林道を歩き始めた。道は雪解けで水が流れているが濡れるほどではなかった。
曲がりくねった林道を黙々歩く。天気が良いのですぐに汗が出てきた。10分ほど歩くと今まで杉林に遮られ展望のなかった道がパッと開けた。右後方を振り返ると富士山が見えてきた。デジカメがないのでカミサンが持って来たコンパクトカメラで写真に収めた。女性軍もケータイで富士を撮っていた。ここで私はTシャツ一枚になった。
しばらく行くとここでも工事をやっていた。ショベルカーの脇をすり抜けて更に行くとゲートがあった。ここまで不動の湯から30分弱掛かった。
ゲートを抜け、大ザス峠を目指す。そのうち林道に30センチ以上積もった雪が出てきた。丁寧に硬い踏みあとを辿る。しかもそーっと足を置かないと踏み外さなくてもズブズブっと足が潜ってしまう。ただ急じゃないのでアイゼンを装着するほどではなかった。
そうこうするうちに右の高座山と杓子山(直接は見えないが)の鞍部、大ザス峠が右前方に見えてきた。林道が大きく右に回りこみ、雪でやや歩きにくいが一登りすると峠に着いた。
ここで約10分の休憩をとり、いよいよ頂上を目指す。
林道と分かれ登山道に入ると、先ずはハンググライダーの発進する飛び立ち台が現れた。下を見ると急傾斜に落ち込んでいてゾーッとする。でも眼前に富士山、眼下には雪で真っ白い忍野の集落が見えてなかなかのロケーションだ。
しばし景色に見とれたあと、樹林帯の登山道を登り始めた。南斜面だが雪が残っていて、しかも先程までの林道と違って急なので滑らないよう一歩一歩慎重に歩を進める。
やがて道は大きく左に山腹をトラバースして、再び急登が始まった。最初はまだ樹林帯なので雪だったが、そのうち木も少なくなると見晴しは良いのだが、足下がドロドロにぬかるんで来た。急な上にドロドロでみんな苦戦していた。
最後の急登を登り切ると山頂にたどり着いた。峠の案内板には山頂まで40分となっていたが、10分ほどオーバーしてしまった。
山頂はそれこそ360度の大展望だった。
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富士吉田駅から |
登ってきた方向には富士山がドーンと鎮座。時計回りに眼を移していくと、パノラマ台と本栖湖が、遠くには南アルプスの峰々。西湖を挟んで黒岳を始めとした御坂山塊、その奥に八ヶ岳、手前には足和田山。さらには右に三ツ峠が。富士山の左には愛鷹山がと、どれもかつて登った山々が眼に飛び込んできた。そう言えば、我家はまだ富士山に登っていなかったっけ。富士山は登る山じゃない、見る山というのが我家の方針。
ひとしきり大展望を堪能したあとは昼食となった。山頂にはテーブルとベンチが設置されていたが、ツアーの団体さんが占領していた為、私たちは適当に散らばって雪の上にシートを敷いて食事した。
今日の予定では、下山は子の神から鹿留山を通って内野に下る予定だったが、充分景色を堪能したのと、時間も遅いし足下も悪いので、急遽予定を変更、不動の湯へ戻ることになった。
林道まで、山頂直下の山道はドロドロなので滑って転ばないように慎重に下った。パラグライダーのところで全員が揃うのを待ったとき、お尻を茶色くしている人が何人かいたっけ。
あとは林道をひたすら歩き不動の湯へ。温泉に入ろうとの声もあったが、今回は温泉なしとなり、タクシーを呼んで富士吉田駅へ向った。
不動の湯ではお水が有名らしく、車で来てペットボトルやポリタンクに何個も積んで行く人がかなりいた。何だか皮膚病に良いそうだ。
タクシーが富士吉田に近づくと車の前方に富士山が゛眼に入る。ここの人はいつもこんな富士山を見られるんだなと思うとちょっとうらやましかった。
富士吉田に着くと早速駅事務所でカメラが届いているか聞くと、まだ来ていないという。でも丁度15分ぐらいで新宿行きの「河口湖1号」が来るので運転士さんに届けさせてくれると言う。あー良かった。
改札が始まりホームに行くと、真正面の富士山の7、8合目あたりに「農鳥」がくっきりと見られた。白根3山の農鳥(登ったけど、「のーとり」は見たことない)は知っていたが、富士山にもは初めて知った。但し、向こうは「のーとり」だが、富士山は「のーどり」だそうだ。
電車が着くと、早速運転士さんからカメラを受け取り、その農鳥を写真に収めた。
缶ビールや缶チューハイを持ち込んで軽く飲んだのだが、みんなは飲み足りないらしく、八王子で下車し反省会をしに行った。我家はヨーゼフとクーが心配なので真っ直ぐ帰宅した。
カメラを電車に置き忘れるハプニングはあったものの、無事に手元に戻り、しかも山頂での大展望を満喫した今回の山行だった。
山名:三ツ峠 1,785m |
2005年3月26日 |
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天気 : 晴れ |
ポイント |
到着時間 |
出発時間 |
区間時間 |
休憩時間 |
総合時間 |
三ツ峠登山口バス停 |
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10:05 |
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登山口 |
10:20 |
10:20 |
0:16 |
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0:16 |
ベンチ |
10:50 |
11:00 |
0:30 |
0:10 |
0:45 |
富士見荘 |
11:38 |
11:38 |
0:38 |
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1:33 |
三ツ峠 |
11:45 |
11:55 |
0:07 |
0:10 |
1:40 |
四季楽園 |
12:00 |
13:00 |
0:05 |
1:00 |
1:55 |
送電線鉄塔 |
14:00 |
14:18 |
1:00 |
0:18 |
3:55 |
天上山・富士見台ロープウェー駅 |
15:30 |
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1:12 |
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5:25 |
合計時間 |
3時間47分 |
1時間38分 |
5時間25分 |
さくらの会の皆さんと『三ツ峠』へ行った。
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高速道(都留市付近)から |
前日、近場の『日ノ出山』に行って下山後「吉野梅郷」で梅を見て来ようと、一度は不参加ですと連絡したのだが寝る前にやっぱり行くことにした。
6時45分ごろ自宅を出発。今回はヨーゼフとクーも一緒なので楽しみだ。八王子ICから中央高速道に乗り、途中一度ヨーゼフたちの為に休憩を取り、河口湖ICには8時45分頃着いた。相模湖辺りで6台の玉突き事故があった割にはスムーズに走れた。
河口湖駅の駐車場に車を停め、線路を横切り待合室に行くと、祖父江さんと水上さんが来ていた。
あとのメンバーは9時27分着の電車で着いた。不参加と言っていたので、田原さんが私たちを見てビックリしていた。
総勢11名が集まった。3台のタクシーに分乗して登山口に向った。三ツ峠登山口バス停で下車、車止めを通り抜け登山口まで舗装された林道を歩く。今回は天上山のロープウエー駅に下るので車は使えない。前回来た時は登山口の駐車場まで車だったので残念。それでも思ったほど時間が掛からず登山口に着いた。駐車場には何台か駐車していた。
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三ツ峠山荘から(マウスで写真替わります) |
ここにはトイレがあるが冬季は使えない。素通りして登山道に入ると途端に雪道になった。後ろから小屋の人の車か、ジープタイプの車が4輪にチェーンを装着して私たちを追い越していった。
10人ぐらいのグループがアイゼンを着けていたが、私たちはアイゼンなしでそのまま登っていった。
歩き始めてすぐ暑くなり、半袖のTシャツ一枚になり帽子の代わりに頭には手拭いを巻いた夏スタイルになる。
九十九折れの道を汗をかきかき登って行く。おかーさんは寝不足でイマイチ調子がでない。私とクーは先に行く。クーは雪が好きなので楽しそうに歩いて行く。おかーさんとヨーゼフ(ヨーゼフのせいではないが)が徐々に遅れていった。
登山口から30分ほどで登山道脇にベンチのある場所に着いた。ここでおかーさんたちを待った。ヨーゼフが「おかーさん遅いよ」てな顔で登ってきた。
ここでちょっと休憩して先へ進む。ここからは傾斜は緩くなる。今度は私とヨーゼフ、おかーさんとクーのペアで行く。ヨーゼフは今までの分を取り戻そうとするかのように前へ前へと出そうになる。押さえるのに苦労した。
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黒岳、釈迦ヶ岳(右) |
やがて道は左に大きく巻く感じになり、そのうち左前方にアンテナが見え始めた。さらに進むと四季楽園と三ツ峠山荘の分岐点に着く。
帰りに三ツ峠山荘を通るのでここは左に道を取る。直ぐに四季楽園の脇、富士見山荘の前に出る。
2.、3人のメンバーはここにザックを置いて最後の急登に取り掛かった。道はドロドロでとても歩きにくい。丸太の階段にしてあるので助かる。なければ滑ってとても苦労しただろう。
右に富士山を見ながら10分弱で頂上に到達した。
頂上では雄大な富士山を観賞。2週間前にはあった「農鳥」が今回は消えて白一色になっていた。眼を右に転じると黒岳と釈迦ヶ岳が、遥か遠くには南アルプスや八ヶ岳が望める。
じっとしていると寒いので写真を撮って下ることにした。泥んこ道を慎重に下った。
四季楽園のテーブルとベンチ(一人100円)を借りて昼食になった。ここには大勢の登山者がやはり賑やかに昼食をとっていた。
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富士山をバックに |
私は例のごとくコンロを出してラーメンを作る。自分のラーメンを作り終えると、今度は用意してきたチーズフォンデュの支度に取り掛かった。程よくチーズが溶けたところで、サイコロに切ったフランスパンを串に刺してチーズを絡ませる。これが皆さんに大変評判良かった。持って来た甲斐があった。良かった良かった。ただし、私はチーズがダメなので何であんなものが美味いのかという冷めた心で見ていたが…
楽しい昼食が終わると天上山へ向って下山開始。
大きな広場になっている木無山を越え、三ツ峠山荘の横を通り抜けると展望の良い広場に出る。写真を撮ったりしてちょっと登ると天上山と母の白滝の分岐に出る。道標には天上山まで2時間10分と書いてある。そうなんです、登りより下りの方が長いのだった。
樹林帯に進んで行くと段々雪もなくなってきた。1時間ほどで送電線鉄塔のある開けた所に出た。ここで休憩して隊列を整え出発。なだらかな道を黙々と歩く。途中2ケ所ほど河口湖畔の道路に出る道をやり過ごし、最後に天上山への短い急登をハァハァ言いながら登ると、あとは整備された道を下るとロープウェーの駅に出た。
ロープウェーで湖畔に下り、あとは大通りをテクテク河口湖駅まで歩いた。
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