  登山道登山道 分岐点の渡渉 先週は初めてのドッグランに行ったけれど、その前２週間『蓼科山』『平標山』とヨーゼフとクーは留守番だったので、今日は天気も良さそうなので富士山を見に『金時山』に行くことにした。 ホントは５時ごろ家を出ようと思っていたが、前日飲み会があったので６時出発にした。 ７時過ぎ川崎ＩＣから東名高速に乗り、途中ちょっと事故渋滞があったが、８時半ごろ夕日の滝の駐車場に到着。車は３台しかなく、らくらく駐車できた。 天気は快晴、支度を整え気持ちよくスタート。ヨーゼフとクーも元気に歩き始めた。 舗装路は直ぐに幅の広い山道になり、緩い登りの杉の樹林帯を進む。 15分ほど歩くと東屋に出た。先行者が２人休んでいた。ここから沢沿いに平坦な道を行く。 やがて足柄方面との分岐点に着いた。ここで金太郎コースは沢を渉り、右岸の道を行く。ヨーゼフとクーは抱いて渉った。 相変わらず杉に囲まれた道を進んで行くが、涸れ沢に掛かる丸木橋を渡ったり、沢を２度渉ったりして変化があった。ヨーゼフは２ヶ所とも自分で渉ったが、クーは１回抱いて。 分岐点から15分ぐらいで沢を離れ、ジグザグに山腹を登る。ここは道が何本か出来ていて、どれを通っていいのか迷ってしまう。 登り終わると尾根道に出た。太陽の光が燦々と照らす中、振り返ると『矢倉岳？』が見える。今日は湿度が低いのか、それ程暑さを感じない。とは言っても気温が高いので頭に巻いた金時山の手拭は汗でびっしょりだ。 ここからは急な道ではないが、それでも着実に高度を稼いでいく。左側が開けた道から再び木で見晴しが利かない道になる。 猪鼻峠まで1時間ぐらいで着くかなと思っていたが、1時間過ぎてもこれがなかなか着かない。 地図を持ってきていないのでどの辺にいるかも分からない。登山道はハッキリしているし、道標もあるので迷う心配はないが、それでもどのくらいで足柄峠からの稜線に出るのかが分からない。カミサンは一度来ているはずなのに…。出発から1時間20分経った所で休憩をとることにした。 ヨーゼフとクーには途中で水をあげていたのだが。ここでもガブガブ飲んでいた。私たちも水とアンパンを半分食べた。 10分ほど休憩後、猪鼻峠へ向けて出発。７、８分歩いたところで小さな広場に出た。左手前方に『金時山』が目に飛び込んでくる。写真を一枚撮る。 ここからは５分も掛からず猪鼻峠（猪鼻砦跡）に着いた。東名高速では見たものの、登り始めてからは初めての富士山とのご対面だ。 何人かの人がベンチに座って富士山を眺めている。ヨーゼフとクーを見て、「ここまで登って来たのですか」と聞かれたので「そうです」と答えると「短い脚で頑張ったねー」と言っていた。 道端には今年も何株かアヤメが咲いていた。 ５分ほど休憩して頂上を目指す。標高差は300ｍぐらい、11時に頂上はちょっと無理かなと思いつつ一度下る道を歩き始めた。 林道の終点からいよいよ急登が始まる。直ぐに鉄梯子がある。やがて鳥居を潜り道は急になってくる。 これから先、梯子は何ヶ所も出てくる。ヨーゼフは何とか昇れるがクーは無理なので抱いていく。 そんなこんなで30分ぐらいかと思っていたが、結局40分掛かって頂上に到達した。 金時茶屋で飼っているシェパードに吠えられ、頂上のベンチでは背もたれの間から突然ラブラドールレトリバーのデカイ顔がヌッと突き出されビックリしたが、とにもかくにも頂上に。 山頂は多くの人で賑わっていた。夕日の滝からは静かな山歩きだったので、ほとんどの人は仙石原や乙女峠方面からの登山者だろう。 私たちもベンチの一角に陣取り昼食にした。富士山の雪はもうほとんどなかった。富士の右手遥かな先には甲斐駒とさらに右手には八ヶ岳連峰がかすかに望めた。 ご飯を食べ終わってノンビリしていると、子供がカキ氷を食べているではないか。早速私たちも氷イチゴとメロンを買ってきて食べた。丹沢の花立を思い出した。 約１時間休憩して下山を開始した。 下りも猪鼻峠までは鉄梯子と岩でクーはもちろんヨーゼフも抱く場面が多く、結局30分以上掛かってしまった。 それでも見晴しの良いところでは丹沢山塊を眺めながら歩き、登ってくる人たち（まだまだ多かった）にはヨーゼフとクーが可愛がられて気持ち良かった。 峠の道標には「夕日の滝 70分」とあったが、歩き易い道を途中１回の休憩を入れてクーを抱いて沢を渡ったりしながらも順調に下った。 駐車場からは「夕日の滝」を見に行った。なかなか見事な滝だった。 バンガローがあり、大勢の家族連れが遊んでいた。子供達の水遊び場で、ヨーゼフとクーのあしを洗っていたら、クーが水に向かって「ウー」とか言って噛み付いていた。 帰りは「地蔵堂」のうどん屋さんで「万葉うどん」を食べた。ここのうどんはホントに美味い。お腹も満足したところで帰路に着いた。 東名高速は順調だったが、府中街道が大渋滞で稲田堤から1時間半も掛かってしまい家に着いたのは６時半になってしまった。 それでも梅雨入りの前の快晴の1日は楽しかった。
山行記のページへ   トップページへ |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
